自分の中の怒りやが 満に目を向けるとそんな自分が嫌になっ たりします自分の中にそれらがあることを どのように受け止めたらよいでしょうか 好きな花はありますか あなたに好きな花はありますか 例えばバラ 男性から愛を送られる時に女性が最も喜ぶ 花 私にはちょっとよくわかりませんけどその ようにして世間では思われてますよね 誰かに愛を 本当の真の愛を プレゼントされる時を最も女性が喜ぶ花 バラ バラの花を100本送られると どんな気持ちになるのかって私は経験した ことがないのでわからないんですけど でもバラには棘がありますよね こんな綺麗な花なのにこんなトゲを持って いる いいとか悪いじゃないん ですバラはバラ自分を守るために 綺麗な植物というのはトゲがあったりし ます あなたには好きな動物がいますか 本当に 空前のペットブームが続いてます 私のいる福厳寺にも 昔はなかったペット層の依頼っていうのが やっぱり増えてます そうペットを飼う人たち それが増えてるわけです けれどもこのペットもまたいろいろな種類 のペットがいますよね 例えば犬 うちにも柴犬の桃っていう 犬がいます 若干一問一答見ておられる人々の界隈では 有名な犬になったようですけど 桃はそんなこと気にしてませんけれども けれどもこの 桃まあ 可愛いです今もうおばあちゃんになりまし たね 昨日 も日が落ちてから少し 散歩に行くのに桃を連れて行って ちょっとこんな蒸し暑い時期なんですけど 意外に夜になると涼しくて それがなんかこう気持ちいいなぁと思って で 郊外で 私が刺されないのかいなかったのか分かり ませんけど 蚊も全然 さしてこないので 心地いいなあと思ってですね なんかこう 虫の声を聞きながら ウッドデッキの部分に座ってですね ウトウトしちゃったんですね はっと目が覚めてで見たら門も隣で寝て ました では可愛いなーってそんな瞬間がとても 幸せですけどでも どちらかというと穏やかな桃ですが かつて 捨てられたんでしょうか迷い犬が来て しばらく飼ってた 時期があるんです運命という 名前をつけて買ってましたけど 梅もメスなんですよねもももメスなんです よ まあこの2頭が犬猿の中じゃなくて権限の 中なんですけどどうやっても 仲良くなりませんでしたね 獣医さんとかの話を聞くとねもうやっぱり 性格もあるし [音楽] 仲良くしよったって 最終的にはもう仲良くなれないっていうね 小さい時から一緒だったわけじゃないし やっぱり仲良くなれないという性格の違い というのもあるしでまたももも柴犬です から 猟犬なわけですよね だからどっちかが倒れるまで 喧嘩をし続けるでしょうからもう分けて 勝ってあげた方がストレスにならないです よって言ってまあちょっと最終的には分け て買ってただけど散歩に行く時にはね やっぱり一緒に連れて行くわけですよでも まあ桃がちょっかいかけるんですよね で海にちょっかいかけるのでもう最終的に もう梅もねあまりに イラつくんでしょうねが 喧嘩始まった時のももの顔 まあ本当にあの可愛い桃がどんな形相で 喧嘩して噛みつくのかっていうぐらい冷静 さを失ってしまうんですよ なので本当にもう私も2頭の 喧嘩を止めようと思った間に割って入って ですね思いっきり梅に 足を噛まれてですねもう肉を貫通しました 膝と今でもありますけど なんとか仲良くしてほしいと思うんです けどこれがこれが 田中やっぱりそう最後まで 梅が最後ねおいて死ぬまでこの ライバルの間は シェークハンドすることありませんでした ねまあ犬がセカンすることないかもしれ ませんけど 常にこう 常に常に 敵であり続けましたね まあいずれにしても あんなに可愛い桃でも 起これば牙を向くわけですそうですそれが 本能ですから イタチカワウソかわいいです だけれども彼らが餌を食べる時これはもう 本当にものすごい顔して やっぱり 肉食動物なんだということを痛感します さて自分の中の怒りやがこれは本能です がんもマンも本能です それは人間に当たり前に備わった 一つの機能なん です怒りというものが必要だから それが人間の中に残っているわけです がというものがまた 万というものが ある場面では必要だからそれがあるわけ ですいやそう言ったって仏教ではそれを 否定しますよね そう 矛盾するようですけどね実は私たちは白で も黒でもない世界を生きてます私たちは白 でもない黒でもない現実を生きてます 自動車に乗った時に自転車に乗った時に バイクに乗った時に アクセルという前に進んでいくという 装置があり ブレーキという止まるという装置があり ますこれ矛盾ですよねって言いますか 言わないんです いつしか私たちは 右なら右左なら左 この現実を見ることなく右ですか左ですか 逮捕書はっきりしてくださいどっちなん ですか 違うん です私たちにはがある 漫画ある トンがある 陣がある地がある それはそれで何らかの機能を果たしてる わけですね そう 例えば子育てをする時に自分の子供が一番 可愛いと思わなかったら母親はあんな大変 な子育てを放棄します二人も3人も男の子 2人も3人も育てられない大変なことです よ まあ嫌になっちゃったいくらでも放棄でき ます でも自分に我があるから自分の延長として の子供子供なんて自分の分身ですから母親 にとったら自分なんですよだから可愛がら れますそれがなかったら自分の眠い時間を 自分の大変なことを体がクタクタになって も 真っ先に子供のことを考えるとの母じゃ ないですか だから子供のこと考えてみないですよ自分 のことなんですよだからそこまで 必死になれるん ですでもそれがなかったら母親は子育て できないんですよ だけれどもこの子育ての時期が ある程度落ち着いたら 自分ところだけ自分だけじゃなくて自分 以外の人たちも自分が子育てしたことが あるんだったら同じように 隣のお母さんにとったってその子が大事 だってことがわかったならばそれがまた わかるわけですよ自分もそういう経験をし てるからだから 他人の痛みを自分ごととして感じられる これがまた人間の尊厳でもあったりします どういうことかわかりませんけども人間 だけじゃない自然界の生き物が例えば サメが いろいろと藤壺がいっぱい体に くっついて 身動き取れないぐらいまでくっついて体に 自分の体の表面にですよ 繁殖してしまったそれでうまく 泳げない そう苦しんでいる ウミガメを サメやシャチが サーッと 押して連れてきて 漁師さんの 船のところまで連れてきてあと頼むよと 言ったような素振りを見せていなくなる 例えばそんなことが自然界の中でも報告さ れてたりします 草食動物なら結構助け合うみたいです キリンの お母さんが シマウマの子供を守ったり 結構そういう助け合いをしたりするそう です 人間はどうか 人間は 動物たちよりも 発達した脳を持ってるはずですよね その時に この自分のガヤマンだけでない 何かしら自分 以外の人たちの悲しみや苦しみを自分ごと としてそこに引き寄せて考えて 何かした自分が助けてあげられればな そんな心を起こしたりもするじゃないです か 私たちに怒りがあるから 心を穏やかでいるということがどれだけ 幸せなことかがわかるんですよ私たちは 漫画あるから 謙虚でいるということがどれだけ 自分や周りにとっても素敵なことかって ことがわかるわけです で私たちにはがあるからこそ 自分の我を超えて他人を思いやるという ことの 素晴らしさとその 優しさに心癒されたりするわけです 実はこの 怒りやガヤマンがあるからこそ そのことを自覚して その 反対である 知恵や 忍耐や 思いやりや 謙虚さ みたいなことを 私たちは育てることができるんですね 失敗をしたり下手をやったり そういう経験があるから 巧みに生きるということがどういうことか がわかるん ですやることをなすことすべて巧みな人に は 巧みであるということすら分からないん ですよ 真っ暗な夜があるから 朝日の 昇ってきた時の 喜びを感じることができる 燦々と照りつける太陽があるから その 太陽が影を潜めて 静かで穏やかな静寂の夜 な心身安らかに眠ることができる 実は世の中というのは白と黒が同時に存在 していてこの白と黒が その両方があるからこそ 私たちは このバランスというものの上に 命が 成り立っている生きている それが現実なんですだからどうかね いろいろ仏教のことを学んだりして自分の 中にまだ怒りがある自分の中にガがある 自分の中にマンがあるこれ嫌になっちゃう けどがあるんですこれは勉強していく初期 の段階ではあります けども 怒りがあるから 心の穏やかさというもののこの何とも言え ないこの 人間らしいこの穏やかな状況というものを また育てようという気になるんだな 漫画あるからこのマンを少しでも抑えて 我慢をしたり自分の心を成長させたりと いうことがまたできるんだなぜひそのよう にして この 怒りが 自分の中にあるからダメなんだではなくて 自分の中にはブレーキもアクセルもある 自分の中には月も太陽もある 真っ暗闇もある 晴れの日も雨の日もある そのそれをどう生きていく かだから面白いん です 怒りばっかりだったら 困るわけですアクセルばっかりだったら 激突して将来ですよね でもブレーキばかりだったら前に進まない ん ですさて この感情と理性というものをどうバランス とって生きていくか これが 私たちの仏道を歩むものの課題でもあり 醍醐味でもあるんです 喜びでもあり 楽しみでもあるん です修行でもあり道楽でもあるん ですということでぜひ自分の中の 怒りが それを見て嫌うのではなくて 母これが自分の中にあるんだなこれをよく 整えていくというそのチャレンジを大いに 楽しんでみてください [音楽]