和尚様のお盆の話をお聞きして家族で 楽しい時間を過ごそうと思っておりました が初日に孫が来て張り切りすぎて疲れが たまったようです 休憩を取りながらお盆を乗り切ろうと思い ましたが後半になり 些細なことで家族と口論になり 怒りが暴走してしまいました 疲れていると相手を受け入れる余裕が なくなります 疲れと 怒りはどのような関係があるのか教えて いただけたらと思います 疲れと 怒りの関係という 質問なんですけれど 私たち人間 に限らず生き物にとって 健康であるということはとても重要ですね で生き物なので調子がいい時と悪い時は ある けれどもやはり 自分の体の状態というのは心のもとになっ てます 英語で感情のことをイモーションと言い ますがこのいいというのはエナジー 自分の体のエネルギーなんですねその モーション動きそれが 私たちの感情 でこの私たちの心のエネルギーの動きと いうものは実は心で 言語であーだこうだっていろいろ考える それが私たちの心の動きなんですけども あーでもないこうでもないって感じてる もっと深層に私たちの体の状態っていうの が非常に大きく 影響しているんです 誰しも経験したことがあると思いますが すごく歯が痛いどっかで頭が痛い気持ちが 悪い なんかこう胸が ムカムカする 体の状態が 良くないことによって自分の 当然考え方とか自分の心持っていうのが 大きくやっぱり左右をされますよね で 問題は何かというと まあお盆の時にお孫さん始め 息子さん夫婦も帰ってきてみんなで楽しい 思いを持っていうのは とてもいいことだと思いますでも何かしら やっぱり自分が頑張りすぎてしまうんです ねやっぱりたまに帰ってくるから子供たち 帰ってくるから孫も来るかやってまあ気合 を入れてね あの頑張って用意をするけれども 自分がこう迎えてあげたいっていう気持ち はとっても子供たちにとってもありがたい ことだしお孫さんにとってもありがたい ことですしそれがまた愛情と思われるかも しれませんが結果として自分が気合を入れ すぎて 疲れてそして 余裕がなくなってそして後半 イライラして 口論になる これ帰ってきた子供たち夫婦からすると ですね ただ ただ別にそんなに頑張って 準備してもらわなくてもいいよって話に なっちゃうん ですだから結果として自分が一人で 独り占めを取ったっていうことですね 楽しいお盆を過ごしましょう」って言って 自分が 準備して一生懸命そしてこうしてこうし てって言って考えすぎて結果として やっぱり疲れてしまう でここら辺は何かというと 普段からそういう 免疫がついておられないというのが一つ やっぱり人をもてなすて大変なことですよ 人をもてなして大変なことでそれがたとえ 自分の家族であってもやっぱりこう気合を 入れてこの人をもてなしてあげたいと やっぱり思うので 余計ねその体力もいるし 精神力もいるわけですけども普段から人様 そうやって家に招いて何かしらこう 接待をしている接客をしているということ であればねよほど持つんでしょうけどそう でもないまた 孫たちも体力もありますし一生懸命いい ばあちゃんいいじいちゃんやろうとすると これはクタクタになります ですからまずこの 普段から 練習していないことを 急にやっぱりやろうとすれば当然疲れると いうことですね でもそもそもそもそもですよ そもそも お盆家族が帰ってきましたこの時におじい ちゃんおばあちゃんたちが一生懸命こう 気合を入れてその孫たち子どもたちを迎え てあげようという気持ちを大事なんです けど これ よくあるケースが一生懸命 お父さんお母さんたちがやるで子供たち 夫婦は帰ってきてそれでなんとなくこのお ばあちゃんたちの一生懸命さとっていう ものが強すぎるとこの子供たちもなんか どっかでリラックスできないんですね一方 的なプレゼントを一生懸命受け取らなきゃ いけないっていうことになってしまうん ですよ 子供たちからしてみても実は 疲れてるわけですねそう子供たちからすれ ばおじいちゃんおばあちゃんのところへ孫 を連れて来てねそれで何かこう まあどっかでそれがリラックスする場所で あったらいいんですけどおじいちゃんお ばあちゃんたちが気合い入れて迎えるもの ですから 余計こちらもリラックスできないんですよ やっぱり気使ったりする向こうもでこちら が疲れてでも向こうも疲れてるんですよな ので実はこのお盆の 後半戦こうお互い疲れがたまってきて せっかくお 盆こうやって帰ってきて 仲良く過ごそうねと思っていたにも かかわらず結果的に帰る間際に問題勃発 そこでいろいろごちゃごちゃやって帰る 途中に 嫌な思いを抱えたまままたお盆明けの生活 に戻っていくわけですこれ数回繰り返し たらどうなるかとなると実家へ戻るのが嫌 だってことになりますよね 隠してお互い何も悪気はないのにこのお盆 とかお正月とかそのねご主人の実家に帰省 するということがお嫁さんにとっても嫌な 気持ちになっちゃうしそれからそうやって おじいちゃんおばあちゃんたちとか お父さんお母さんたちがあまりこうなんか よく過ごしてないということは 孫たちもやっぱわかるわけですよ 孫たちもやっぱりどこかでそこは汲み取る わけですね だからこのお盆の帰省行事というのが本来 であれば家族にとって 幸せな時間であるはずなのに 辛い時間になってしまうだからもう あんまり行きたくないなできれば実家に 行くよりは何も気使わなくていいそういう ねとか 旅行に行った方がいいなってことになって しまったりしますよね だから大事なことは何かというとその人間 関係ってまあ難しいですねお互いが集まっ たらそれは人と人が結びつくということは 自分のエゴをどこかでお互いが 抑えて 整えてそして調和していくということが すごく重要になってきますから だけれどもなかなかこれは うまくいかなくなってしまうそれ理由は 何かというとお互い自然体でいられない からなんですだから誰かを人様をお迎え するという時にこれねあの子供に限らず 自分がもうちょっと自然体でいるっていう 事もちろん準備をしてあげたりあれはある んだけどもこんなにやってあげてるこんな にやってあげてるっていうその思いが 強ければ強いほどこんなにやってあげてる のにというところでまたそれが相手にとっ ては押し付けになってしまったりするわけ ですねだから本当これはお 互いがやっぱり気を使って気をつけていく べきところなんでしょうけれどもたまに しか会わないのでここがあんまり上手じゃ ないとねでもまあこれしょっちゅう会っ てるとこれはこれでまたあの大変なん でしょうけどなかなか家族っていうのは うまくいかないですよね近い関係だから こそ けれどもぜひ覚えておいていただきたいの はせっかく 夏休みにこれお盆だって言って 子供たちが 孫を連れて帰省をするその時にやっぱり せっかく来た時間を仲良く過ごしたいね けれどもこれが時間が共にいる時間が長く なればなるほどお互い疲れてきてお互いの 英語が出てそこで 衝突をしてしまうということを 繰り返していくと家族の集まりというのが 非常に面倒くさい嫌な時間になってしまう んです もちろんお互い自分で気を使わなければ いけないというのはみんなそうですみんな そうです人と人ですからねでも自分の一人 だけで自分の好きなように思ったように 痛いとこれはもう人間にとって批判なん ですよみんな自由でわがままでいたいん ですこれが人間の基本ですでもその人たち が夫婦であれ家族であれ親子であればあ ちゃんじいちゃんと孫であれ共に一緒にい たいと 言うのであればお互いが自分のエゴを抑え て関わっていかなかったらうまくいくはず がないんですね時々こっちがわがままを 言うでも時々こっちもわがままを言っても いいこういう関係がやっぱりできてこない とうまくいかないですね 成人君主で 付き合いなんていうのはそんなことは無理 ですよ無理ですだけれども時々 疲れてる時はこっち側も言うこっちは こっちではもう言うそういうことをお互い 分かった上で 付き合いができるのが一番いいですけども やってしまいがちなのは 孫が帰ってくるから子供帰ってくるから 一生懸命それをね迎えてあげたいと思い ながらこちらが気合を入れれば入れるほど そのことがですね帰ってこんなにやって あげてるのにこんなにして待ってるの にっていう思いが強くてですねでそのこと が 自分にとって 疲労する原因になってしまうエネルギーの 空回りになってしまいますだからぜひね まあこういうことはやってあげるけども あとはまあねあの 干渉しないようにしようとかあんたたち これ好きなようにしなさいというね部分と この辺をですね何回かこういう思いをし ながら早い段階で学習をしていかないと このお盆のせっかくの楽しい家族で過ごす 時間というのが非常に 面倒くさい 行事そして若い人たちにも自分たちにも そう捉えられるようになってしまいます でも一番大事なことはねお盆というのは もともと宗教的な行事ですただ家族が 集まって一緒にご飯食べましょうってだけ じゃないんですそこにやはり 仏の教えを聞いてそしてお互いが自分の エゴを治めていくという行事でなければ ならないのに何かそこがですねあのめんど くさい大変な行事になってしまうというの は非常に残念なことですねけれどもぜひ人 様を迎えるというのはそれが子供であれ 孫であれ家族であれやっぱりねエネルギー がいることなんですよこのエネルギーがい るっていうのは何に対して使うエネルギー が大きいのかというと実は自分の気持ちの コントロールなんですね自分が気合を入れ てもっとこうしてあげたいこうしてあげた いって思いが強いでそのことは悪いこと じゃないんですがそのことによって自分が 疲弊しているということに気づいてほしい んですよ 空いてる問題じゃなくて自分が気合を入れ すぎているとでそれがどこかで押し付けに なってしまったりするとねこんなにして あげたのねこんなに思ってるのにっていう ねで やってあげようと思えば思うほどうまく いかなくなってしまうっていうことが出て きたりしますだからやってあげ るっていうのは構いませんでも自分たちの 自分のこうして用意してあげたことを思っ ていることってことを必ずしも相手が 100%受け取ってくれるかどうかって いうのはこれはもう向こうもね大人ですし 向こうも自分の思いがありますからこれは 押し付けないようにしながらねまあ一応 こういうことであなたたち迎えるために こんな準備をしたりこういうことしました けれどもこれ向こうが気に入るか切らない か気に入らないか わからないけどねまあでもせっかく帰って きたら 仲良く過ごしましょうね むしろ やってあげるっていう事よりも向こうにも いろいろとお願いしながらお互い 助け合いをしながらこのお盆の帰還 あるいは家族が帰ってきた期間っていうの を 喜んで過ごしていただくことができると いいかなと思いますこれはお 互い練習ですよねお互い練習ですもう子供 たちも家庭を持ってそれぞれの夫婦が自分 たちも自分たちの 実家のお父さんお母さんたちもまた離れて もう違う文化の夫婦なんですよ家族なん ですよでこの人たちを一緒に集まった時に お互いがお互いをやっぱり歩み寄って理解 をしていくそのためのコツは何か 疲れすぎないことです 疲れすぎたら誰でも何でしょうちょっと イライラしたりしますどうしたら疲れすぎ ないかと言ったら気合を入れすぎない ことってことですねあんまり 期待をせずにあんまり気合を入れて 干してあげようという思いを 持ちすぎないようにしながら上手にこのお 互いの 関係っていうものを築いていって いただけるといいかなと思いますけれども よくあるケースとしては一方的にこうお じいちゃんおばあちゃんたちがやっぱり 楽しみですからね孫を返ってくるのは 楽しませてあげようと喜ばせてあげようと 思う気持ちが強すぎるがゆえに まあ 感傷になってしまったり 保護になってしまったり か歓迎になってしまったりするんですよ 過ぎたるは 及ばざるが今年という言葉があるように ですねあんまり気合を入れずに自然体で 子供たち夫婦を 家族を迎えてあげるというそういう スタンス 姿勢とバランスを学んでいただければと 思います今回のことから [音楽]