WEBVTT 00:00:00.188 --> 00:00:03.041 最後に手書きで手紙を書いたのはいつですか? 00:00:03.041 --> 00:00:04.550 おそらく だいぶ前でしょう NOTE Paragraph 00:00:04.630 --> 00:00:07.500 [シリーズ 働き方] NOTE Paragraph 00:00:08.477 --> 00:00:10.813 テクノロジーは コミュニケーション方法を変えました 00:00:10.837 --> 00:00:12.458 手紙の代わりにEメールを送り 00:00:12.478 --> 00:00:14.318 電話する代わりにSMSを送ります 00:00:14.332 --> 00:00:16.815 台所で夕食を作る代わりに デリバリーを注文します 00:00:16.815 --> 00:00:18.623 全ては効率のためです 00:00:18.623 --> 00:00:19.956 ただし 問題点があります 00:00:19.956 --> 00:00:22.208 テクノロジーのおかげで コミュニケーションが容易になりました 00:00:22.208 --> 00:00:23.981 しかし 他者とのつながりは 00:00:23.981 --> 00:00:25.713 容易にはなっていません NOTE Paragraph 00:00:25.713 --> 00:00:27.132 私が発見した — 00:00:27.132 --> 00:00:30.859 ハイテクで ペースの速い現代社会で 他者とつながる秘訣は 00:00:30.879 --> 00:00:34.346 いくつかのちょっとしたことを 昔ながらのやり方で行うというものです NOTE Paragraph 00:00:34.346 --> 00:00:35.494 手紙を書くこと 00:00:35.514 --> 00:00:37.992 私はこれまで何千もの手紙を 手書きしてきました 00:00:37.992 --> 00:00:40.939 アドバイスをくれた人への感謝 インタビューへのお礼など 00:00:40.963 --> 00:00:43.876 ひと手間かけることで あなたの本気や 00:00:43.968 --> 00:00:46.199 期待を上回ろうとする意思を 示せるわけです 00:00:46.199 --> 00:00:47.982 感謝の手紙を書くコツは 00:00:47.982 --> 00:00:51.267 手紙の相手が あなたの人生に与えた影響を 00:00:51.267 --> 00:00:53.065 明確に記載することです 00:00:53.065 --> 00:00:54.810 具体的に語りましょう 00:00:54.810 --> 00:00:57.021 例えば 「アドバイスをありがとう 00:00:57.021 --> 00:01:01.698 おかげで今Xをやれているよ」 といった具合です 00:01:01.727 --> 00:01:03.577 人は変化に目を向けるものです 00:01:03.617 --> 00:01:07.147 あなたの人生に あなたの追い求める人生に 00:01:07.147 --> 00:01:09.624 その人が多大な影響を もたらしてくれたと伝えれば 00:01:09.628 --> 00:01:10.981 強烈な印象を与えるでしょう NOTE Paragraph 00:01:10.981 --> 00:01:12.214 電話をかけること 00:01:12.214 --> 00:01:14.468 我が社では 何千人もの従業員を雇ってきましたが 00:01:14.468 --> 00:01:17.026 私はその一人一人に直接電話して 00:01:17.060 --> 00:01:18.671 入社を歓迎しています 00:01:18.681 --> 00:01:22.460 私が理想とする社風を 最初から感じてもらうためです 00:01:22.460 --> 00:01:24.393 歓迎されていると実感してもらい 00:01:24.393 --> 00:01:27.802 会社への帰属意識が湧くように 新入社員の期待を大幅に超えて接する文化です 00:01:27.802 --> 00:01:30.146 退職する社員に 最終日に電話することもあります 00:01:30.146 --> 00:01:31.964 辞める人は しばしば 00:01:31.964 --> 00:01:35.424 会社に居た時よりも ずっと率直に物を言うので 00:01:35.424 --> 00:01:37.737 こういう時でもなければ なかなか得られないような 00:01:37.737 --> 00:01:39.334 意見をもらう格好の機会になります NOTE Paragraph 00:01:39.334 --> 00:01:42.766 オフィスの外では 関心を引く 有意義な質問をすること 00:01:42.766 --> 00:01:44.563 国内各地に出張する時は 00:01:44.563 --> 00:01:47.241 毎晩 社員と一緒に夕食をとります 00:01:47.241 --> 00:01:50.191 私が好んで尋ねるのは例えば 「君の深いモチベーションは? 00:01:50.225 --> 00:01:53.183 今週あった出来事で 心の琴線に触れたのは?」 00:01:53.207 --> 00:01:55.538 一人一人順番に答えてもらうことで 00:01:55.538 --> 00:01:57.905 全員が心を開いて 会話に加わるようになり 00:01:57.905 --> 00:01:59.612 普段とは異なる雰囲気が生まれます 00:01:59.612 --> 00:02:01.247 オフィスに戻った時には 00:02:01.247 --> 00:02:03.787 お互いへの理解が深まっているわけです NOTE Paragraph 00:02:03.787 --> 00:02:06.016 質問に正直に答えること 00:02:06.030 --> 00:02:08.167 エレベーターで 週末はどうだったか聞かれた時 00:02:08.202 --> 00:02:09.402 よくあることですが 00:02:09.402 --> 00:02:13.606 仮にこれまでで最高の週末だったとして 最愛の人に出会っていたとしても 00:02:13.615 --> 00:02:16.248 「まあまあでした あなたは?」 と答えがちです 00:02:16.293 --> 00:02:18.845 他者とつながりたければ 自分をさらけ出さないと 00:02:18.845 --> 00:02:22.113 私も得意なほうではありませんが 大抵の人も同じでしょう 00:02:22.113 --> 00:02:24.818 でも だからこそ 自分を正直に見せると目立つのです 00:02:24.828 --> 00:02:26.153 大抵の人が そうでないからです NOTE Paragraph 00:02:26.187 --> 00:02:27.368 ビデオをONにすること 00:02:27.368 --> 00:02:30.648 私はいつも 電話より ビデオ会議を勧めています 00:02:30.682 --> 00:02:33.206 ビデオ会議では 自然な その人らしさが垣間見られるからです 00:02:33.230 --> 00:02:35.531 ビデオ会議中は集中を強いられます 00:02:35.555 --> 00:02:38.523 ほぼ強制的に 気を研ぎ澄まさざるをえない 仕組みになっています NOTE Paragraph 00:02:38.557 --> 00:02:39.971 誰も独りでは成功し得ません 00:02:39.971 --> 00:02:41.219 時間を割いて 00:02:41.219 --> 00:02:43.924 本物の 心からの人間関係を 築く努力をするほど 00:02:44.139 --> 00:02:46.201 夢の実現に近づきます 00:02:46.415 --> 00:02:49.864 自分を応援し 努力を支えてくれる人が 周りにいるという安心感を持って 00:02:49.864 --> 00:02:53.750 大きなリスクに挑むことができるのです