WEBVTT 00:00:00.000 --> 00:00:00.560 [音楽再生中] 00:00:00.560 --> 00:00:03.975 障害を持つ学生への研究経験の指導について 00:00:05.230 --> 00:00:07.020 リチャード・ラドナー:私はリチャード・ラドナーです。 00:00:07.020 --> 00:00:10.470 私はアクセス・コンピューティングの主任研究員を勤めています。 00:00:10.470 --> 00:00:13.290 これはNSFが資金提供をするプロジェクトで、 00:00:13.290 --> 00:00:15.600 障害を持つ学生をコンピューティング分野への参加や成功を 00:00:15.600 --> 00:00:18.540 促進することを目的としています。 00:00:18.540 --> 00:00:20.700 毎年の夏、私たちはコンピューティング研究協会の 00:00:20.700 --> 00:00:24.210 学部生向け分散型研究プログラムに 00:00:24.210 --> 00:00:27.450 参加する学生を支援しています。 00:00:27.450 --> 00:00:30.570 参加している学生のほとんどが研究を続け、 00:00:30.570 --> 00:00:32.707 大学院に進学します。 00:00:32.707 --> 00:00:33.790 エリン・ハワード:こんにちは。皆さん。 00:00:33.790 --> 00:00:34.860 エリン・ハワードです。 00:00:34.860 --> 00:00:36.480 彼女または彼女らと読んでください。私は 00:00:36.480 --> 00:00:39.030 現在ウェスタンワシントン大学の学生です。 00:00:39.030 --> 00:00:44.340 私はPythonを使って大量の統計分析を行い、 00:00:44.340 --> 00:00:50.880 過去に観測された星からの275,000個以上の光度曲線を自動で分類しました。 00:00:50.880 --> 00:00:54.510 データは、トランジット系外惑星探査衛星データベース(TESS)から 00:00:54.510 --> 00:00:56.160 取得しています。 00:00:56.160 --> 00:00:56.910 エメリア・ベルドン:こんにちは。 00:00:56.910 --> 00:01:03.080 私はエメリア・ベルドンで、ギャラデット大学出身です。 00:01:03.080 --> 00:01:05.990 私が取り組んでいるプロジェクトは、ZoomやHangouts,Meetといった 00:01:05.990 --> 00:01:09.770 テレビ会議のリアルタイム字幕を改善することです。 00:01:09.770 --> 00:01:12.770 初めて、このプロジェクトを見たとき、聴覚に障害がある人々や 00:01:12.770 --> 00:01:15.920 話すことが難しい人々のアクセシビリティを向上させることが 00:01:15.920 --> 00:01:20.040 重要だと感じました。 00:01:20.040 --> 00:01:23.190 私にとって、私がコンピューティングとIT分野で成功することを助けてくれたのは 00:01:23.190 --> 00:01:25.560 指導者たちでした。 00:01:25.560 --> 00:01:27.480 指導者達にも障害があります。 00:01:27.480 --> 00:01:30.900 耳も聞こえず、話すこともできませんが彼らは成功することを 00:01:30.900 --> 00:01:33.950 止めませんでした。 00:01:33.950 --> 00:01:36.410 ブリアンナ・ワイマー:こんにちは。私はブリアンナ・マイマーです。 00:01:36.410 --> 00:01:38.270 私はアラバマ大学の学生です。 00:01:38.270 --> 00:01:40.340 私はADHDを抱えています。 00:01:40.340 --> 00:01:42.920 ADHDは私がどんな仕事につきたいかという情熱を燃やし、 00:01:42.920 --> 00:01:45.680 その情熱の裏にある決心を 00:01:45.680 --> 00:01:49.280 育てるのに役に立ちました。 00:01:49.280 --> 00:01:51.290 この夏の私のプロジェクトは、主に 00:01:51.290 --> 00:01:53.780 呼吸法を通じて感情調整能力をを向上させるバイオフィードバックゲームを開発し 00:01:53.780 --> 00:01:59.510 ポジティブな強化を用いることにフォーカスしていました。 00:01:59.510 --> 00:02:03.050 エリン・ハワード:障害を持つ学生を指導する研究者に対して 00:02:03.050 --> 00:02:08.350 アドバイスをするなら、忍耐強く、 00:02:08.350 --> 00:02:17.715 そして学生の状況を理解するようにしてください。 00:02:17.715 --> 00:02:20.090 エメリア・ベルドン:また、学生の様子を定期的にチェックし 00:02:20.090 --> 00:02:23.840 学生が必要な情報へアクセスしたり、コミュニケーションが 00:02:23.840 --> 00:02:27.233 取れたりできているかを確認してください。 00:02:27.233 --> 00:02:28.900 ブリアンナ・ワイマー:時間をかけてください。 00:02:28.900 --> 00:02:31.390 自身の障害について話すのを許してください。 00:02:31.390 --> 00:02:33.348 話すのを強制するのではなく、 00:02:33.348 --> 00:02:35.140 学生があなたに心を開くのを許してください。 00:02:35.140 --> 00:02:37.090 なぜなら、彼らがそうすると、自分の障害について、 00:02:37.090 --> 00:02:38.632 また障害を持つ学生として 00:02:38.632 --> 00:02:40.240 どのような支えが必要なのかについて 00:02:40.240 --> 00:02:42.400 あなたに安心して話すことができるようになります。 00:02:42.400 --> 00:02:44.150 そして、彼らがどのような支援が必要なのかがわかれば、 00:02:44.150 --> 00:02:46.417 自身のスキルを最大限に活用して、支援できるようになるでしょう。