WEBVTT 00:00:00.680 --> 00:00:03.610 AI をつかったお話ロボットを作るには、 00:00:03.610 --> 00:00:09.400 ぬいぐるみがさまざまに動くのを認識するようにMLモデルをトレーニングします。 00:00:11.120 --> 00:00:16.280 次に、このモデルをプログラムと組み合わせて、さまざまな音を鳴らしたり 00:00:16.280 --> 00:00:20.406 micro:bit の LED ディスプレイにさまざまなアイコンを表示します。 00:00:20.856 --> 00:00:24.660 そしてMLモデルとプログラムを micro:bit にダウンロードし、 00:00:24.660 --> 00:00:28.070 ぬいぐるみにつけて、お話を一緒に表現してもらいましょう。 00:00:28.070 --> 00:00:31.114 私たちが選んだのは、ルーシーというクマのお話ですが、 00:00:31.114 --> 00:00:34.169 好きなお話に変えてプロジェクトをつくってください。 00:00:34.264 --> 00:00:36.970 [音楽] 00:00:36.970 --> 00:00:39.165 クマのルーシーです。 00:00:40.360 --> 00:00:42.730 彼女は大きくなったら体操選手になりたいと思っています。 00:00:42.730 --> 00:00:47.064 だから、毎日朝起きるとジャンプの練習をしています。 00:00:47.064 --> 00:00:50.974 彼女は天井に届くほど高くジャンプします。 00:00:50.974 --> 00:00:54.640 朝ごはんが終わった後は、でんぐり返しの練習をします。 00:00:54.640 --> 00:00:59.920 彼女は、世界全体がまわるほど、ぐるぐると転がります。 00:01:01.469 --> 00:01:06.490 それから彼女は休憩に、少しお昼寝をします。 00:01:10.048 --> 00:01:12.960 AI をつかったお話ロボットを作るには 00:01:12.960 --> 00:01:18.760 「micro:bit CreateAI で開く」をクリックしてプロジェクトを起動します。 00:01:18.760 --> 00:01:22.149 このプロジェクトには、データサンプルが8つずつ 00:01:22.149 --> 00:01:27.509 ジャンプ、転がる、寝るという3 つのアクションそれぞれに記録されています。 00:01:28.949 --> 00:01:36.620 micro:bit CreateAI は、micro:bit の動きを検知する加速度センサーを使用して、 動きのデータサンプルを収集します。 00:01:38.120 --> 00:01:43.560 自分のデータサンプルを追加するには、データ収集用micro:bit を用意する必要があります。 00:01:43.560 --> 00:01:50.160 コンピュータで Bluetooth が有効になっている場合、必要なのは micro:bit 1つとUSBケーブルだけです。 00:01:50.160 --> 00:01:54.840 Bluetooth 接続がない場合は、micro:bit を2つ用意する必要があります。 00:01:54.840 --> 00:01:57.775 画面の指示に従って接続します。 00:02:00.265 --> 00:02:06.097 データ収集用 micro:bit が接続されたら、このようにぬいぐるみに取り付けます。 00:02:06.777 --> 00:02:12.490 おもちゃを動かすと、ライブ グラフ上の線が変化するのがわかります。 00:02:12.490 --> 00:02:16.630 このプロジェクトにはすでにかなりの量のサンプルがあるので 00:02:16.630 --> 00:02:21.364 今はアクションごとに 1 つのサンプルを追加し、 00:02:21.364 --> 00:02:24.570 さらにデータを収集するのは後回しにすることをおすすめします。 00:02:25.000 --> 00:02:29.440 「ジャンプ」アクションをクリックすると、データ サンプルを追加できます。 00:02:29.440 --> 00:02:33.600 1 秒間の録音が開始される前にカウントダウンが表示されます。 00:02:33.600 --> 00:02:39.800 「記録」をクリックしてすぐにおもちゃを動かし始めて、きれいなサンプルを取りましょう。 00:02:39.800 --> 00:02:43.440 きれいなサンプルとは、サンプル全体にわたって動きが記録され、 00:02:43.440 --> 00:02:47.983 開始が遅くなったり、移動が早く終了したりしないサンプルのことです。 00:02:47.983 --> 00:02:54.075 次に、追加のデータサンプルを「転がる」と「寝る」にも追加してみます。 00:02:57.115 --> 00:02:59.600 ぬいぐるみが「寝る」とき、 00:02:59.600 --> 00:03:07.020 micro:bit の向きに応じて x、y、z 線の位置が変わることに気づくでしょう。 00:03:07.520 --> 00:03:11.910 [モデルのトレーニング] をクリックして ML モデルを構築します。 00:03:13.240 --> 00:03:19.960 このツールは、micro:bit を動かすときのさまざまなアクションを認識する数学的モデルを構築します。 00:03:19.960 --> 00:03:25.640 モデルのトレーニングが完了すると、すぐに [モデルのテスト] ページが表示されます。 00:03:25.640 --> 00:03:30.760 データ収集用 micro:bit を使って、モデルがどの程度機能しているかをテストできるようになりました。 00:03:30.760 --> 00:03:32.530 まだツールに接続されているはずです。 00:03:32.530 --> 00:03:38.537 micro:bit が動くと、CreateAI がユーザーの動きを推定していることがわかります。 00:03:40.317 --> 00:03:47.027 ぬいぐるみをいろいろと動かして、推定される動きと確実性の棒グラフの変化を確認します。 00:03:47.400 --> 00:03:52.674 パーセンテージは、MLモデルが各アクションを実行していることを 00:03:52.674 --> 00:03:56.160 どの程度確信しているか、または確信しているかを示します。 00:03:56.160 --> 00:04:00.760 モデルが一部のアクションを正確に推定していないことに気づくかもしれません。 00:04:00.760 --> 00:04:05.159 その場合は、[データ サンプルの編集] をクリックして 00:04:05.159 --> 00:04:07.920 モデルを改善することをおすすめします。 00:04:07.920 --> 00:04:12.800 MLモデルは通常、データの数が増えれば増えるほど効果的に機能するため 00:04:12.800 --> 00:04:15.640 それぞれのアクションにサンプルを追加するか、 00:04:15.640 --> 00:04:21.160 テストで問題があったアクションに重点をおいてデータを集めます。 00:04:22.400 --> 00:04:26.385 きれいなデータサンプルは、ML モデルの機能を向上させるのにも役立ちます。 00:04:26.385 --> 00:04:32.233 データセットを調べて、MLモデルを混乱させる可能性のあるサンプルを特定します。 00:04:32.233 --> 00:04:35.660 X を押すと削除できます。 00:04:38.200 --> 00:04:44.100 データを追加してデータセットを確認したら、[モデルのトレーニング] を再度クリックします。 00:04:44.100 --> 00:04:48.363 「モデルのテスト」ページでモデルを再度テストします。 00:04:50.003 --> 00:04:57.120 ML モデルの動作に満足したら、あらかじめ用意されているプロジェクトで使ってみます。 00:04:57.120 --> 00:05:05.140 [MakeCodeで編集] をクリックすると、特別なバージョンの Microsoft MakeCode のコードブロックが表示されます。 00:05:05.140 --> 00:05:13.520 画面左上の矢印をクリックして いつでも CreateAI に戻れます。 00:05:15.050 --> 00:05:19.720 このブロックは、作成したMLモデルをプログラムに使うものです。 00:05:19.720 --> 00:05:24.180 「MLが… を開始したとき」ブロックは、ぬいぐるみが 00:05:24.180 --> 00:05:28.640 特定の動きやアクションを行っているとMLモデルが判断したときに反応します 。 00:05:28.640 --> 00:05:34.360 動きに応じて、micro:bit の LED ディスプレイにアイコンを表示したり、 00:05:34.360 --> 00:05:38.600 スピーカーから音を出したりもできます。 00:05:38.600 --> 00:05:46.360 ぬいぐるみがどのような動作をしているか不明な場合には、画面が消されます。 00:05:46.360 --> 00:05:51.920 各アクションが停止すると、プログラムは micro:bit の音を止めます。 00:05:53.320 --> 00:05:56.640 プログラムと MLモデルを micro:bit で実行するには、 00:05:56.640 --> 00:05:59.640 micro:bit にダウンロードするだけです。 00:06:00.280 --> 00:06:04.620 「ダウンロード」を押して、画面の指示に従います。 00:06:06.320 --> 00:06:10.640 さあ、micro:bit をぬいぐるみにつけて、完成したプロジェクトをテストしましょう。 00:06:10.640 --> 00:06:16.200 ぬいぐるみの動きに応じて正しい音が鳴ったり、アイコンが表示されたりしていますか? 00:06:16.200 --> 00:06:19.800 他の人がおもちゃを動かしても同じように機能しますか? 00:06:19.800 --> 00:06:25.400 そうでない場合は、戻ってさらにデータを収集し、モデルを再トレーニングできます。 00:06:26.880 --> 00:06:30.960 おめでとうございます!自分で収集したデータを使用して 00:06:30.960 --> 00:06:35.510 さまざまな動きに反応するようにモデルをトレーニングし 、 00:06:35.510 --> 00:06:40.854 プログラムと組み合わせてインタラクティブなお話ロボットを作ることができました。 00:06:40.854 --> 00:06:45.990 物語を伝える上で、他にどのような動きを追加できそうですか? 00:06:45.990 --> 00:06:51.335 micro:bit と CreateAI を使って追加できそうですか?