1 00:00:00,300 --> 00:00:03,033 分数 10 分の 9 があって, 2 00:00:03,033 --> 00:00:09,566 それに分数 6 分の 1 を たしたいと思います。 3 00:00:09,566 --> 00:00:10,966 これは何になりますか? 4 00:00:10,966 --> 00:00:13,632 これは何に等しくなるでしょうか? 5 00:00:13,633 --> 00:00:14,799 これを見ると,まず「ここでは分母が違うから, 6 00:00:14,800 --> 00:00:18,966 そのままではたせないな。」 とあなたは言うでしょう。 7 00:00:18,966 --> 00:00:20,266 そのとおりです。 8 00:00:20,266 --> 00:00:22,266 このままではわからないので, 9 00:00:22,266 --> 00:00:24,399 共通の分母をみつけないと先に進めません。 10 00:00:24,400 --> 00:00:26,066 これらの両方の分数を, 11 00:00:26,066 --> 00:00:28,832 共通の分母を持つ分数に変換しましょう。 12 00:00:28,833 --> 00:00:30,899 共通の分母については どう考えたらいいでしょうか? 13 00:00:30,900 --> 00:00:32,500 そうですね。共通の分母は, 14 00:00:32,500 --> 00:00:36,866 これら 2 つの分母, 10 と 6 の公倍数になります。 15 00:00:36,866 --> 00:00:38,666 10 と 6 の公倍数は何でしょうか? 16 00:00:38,666 --> 00:00:41,432 そして,普通は最小公倍数を 求めるのが簡単です。 17 00:00:41,433 --> 00:00:45,299 そうする1つの方法は,大きな方の 分母の数,ここでは10 からはじめます。 18 00:00:45,300 --> 00:00:47,533 そして,10 は 6 で割り切れますか,と考えます。 19 00:00:47,533 --> 00:00:49,466 いいえ,割り切れません。 20 00:00:49,466 --> 00:00:51,432 では 20 は 6 で割り切れますか? 21 00:00:51,433 --> 00:00:52,299 いいえ,割り切れません。 22 00:00:52,300 --> 00:00:54,000 では 30 は 6 で割り切れますか? 23 00:00:54,000 --> 00:00:56,000 はい。30 は 6 で割り切れます。 24 00:00:56,000 --> 00:00:57,900 すると,10 の倍数を通してみて, 25 00:00:57,900 --> 00:01:01,666 「6 で割り切れる 10 の最小の倍数は何か」 26 00:01:01,666 --> 00:01:03,466 を考えました。それは 30 になります。 27 00:01:03,466 --> 00:01:05,632 すると,これらの分数の両方を 28 00:01:05,633 --> 00:01:07,433 30 分の何かに書き直せます。 29 00:01:07,433 --> 00:01:11,399 10 分の 9,これをどうやって 30 分の何かに 書き直せますか? そうですね。 30 00:01:11,400 --> 00:01:13,466 私は,分母の倍数をとりました。 31 00:01:13,466 --> 00:01:17,066 分母に 3 をかけました。 32 00:01:17,066 --> 00:01:19,699 分母に 3 をかけたのです。 33 00:01:19,700 --> 00:01:22,066 すると,もし分数の値を変えたくなければ, 34 00:01:22,066 --> 00:01:23,999 同じことを分子にもしなくてはいけません。 35 00:01:24,000 --> 00:01:27,200 ここにも 3 をかけなくてはいけません。 36 00:01:27,200 --> 00:01:29,833 なぜなら,こうすると分子に 3 をかけ, 37 00:01:29,833 --> 00:01:31,133 分母にも 3 をかけたので, 38 00:01:31,133 --> 00:01:33,099 分数の値は変えていません。 39 00:01:33,100 --> 00:01:36,166 9 かける 3 は 27 です。 40 00:01:36,166 --> 00:01:39,032 ここで,10 分の 9 と 30 分の 27 は, 41 00:01:39,033 --> 00:01:41,033 同じ数を表しています。 42 00:01:41,033 --> 00:01:43,699 私は,その数を分母が 30 になる ように書きなおしただけです。 43 00:01:43,700 --> 00:01:46,100 そして,これは役に立ちますね。 なぜなら私は 6 分の 1 も 44 00:01:46,100 --> 00:01:47,900 30 分の何かに書き直すことができるからです。 45 00:01:47,900 --> 00:01:49,100 やってみましょう。 46 00:01:49,100 --> 00:01:51,633 6 分の 1 は 30 分の何でしょうか? 47 00:01:51,633 --> 00:01:53,033 ここでぜひビデオをポーズして, 48 00:01:53,033 --> 00:01:54,099 自分自身で考えてみて下さい。 49 00:01:54,100 --> 00:01:56,333 すると,6 から 30 に行く時 には何をしたでしょうか? 50 00:01:56,333 --> 00:02:00,099 5 をかけなくてはいけませんでした。 51 00:02:00,100 --> 00:02:01,600 すると,もし分母に 5 をかけたのなら, 52 00:02:01,600 --> 00:02:04,366 分子にも同じく 5 を かけなくてはいけません, 53 00:02:04,366 --> 00:02:10,732 すると,1 かける 5 は 5 です。 54 00:02:10,733 --> 00:02:13,733 10 分の 9 は,30 分の 27 と同じことです。 55 00:02:13,733 --> 00:02:16,699 そして 6 分の 1 は 30 分の 5 と同じことです。 56 00:02:16,700 --> 00:02:18,766 これでたし算ができます。 57 00:02:18,766 --> 00:02:20,266 たし算ができて, 58 00:02:20,266 --> 00:02:21,799 それはとても簡単にできます。 59 00:02:21,800 --> 00:02:23,533 30 分の 1 がいくつかあって, 60 00:02:23,533 --> 00:02:25,666 それに,ほかのいくつかの 30 分の 1 をたします。 61 00:02:25,666 --> 00:02:29,199 すると,30 分の 27 たす 30 分の 5 です。 62 00:02:29,200 --> 00:02:39,533 これは,27 たす 5 が分子になります。 63 00:02:39,533 --> 00:02:42,866 そして分母は 30 です。 64 00:02:42,866 --> 00:02:47,632 これはもちろん 30 分の 32 に等しくなります。 65 00:02:47,633 --> 00:02:50,299 30 分の 32 です。 66 00:02:50,300 --> 00:02:54,633 また,この分数は簡素にできます。 67 00:02:54,633 --> 00:02:56,599 というのも,32 と 30 には 共通の因数があるからです。 68 00:02:56,600 --> 00:03:00,566 これらは両方とも 2 で割り切れます。 69 00:03:00,566 --> 00:03:03,599 すると,分子と分母が 2 で割り切れるので, 70 00:03:03,600 --> 00:03:06,200 分子を 2 で割ると 16 です。 71 00:03:06,200 --> 00:03:09,433 分母を 2 で割ると 15 です。 72 00:03:09,433 --> 00:03:12,266 すると,これは 15 分の 16 と同じです。 73 00:03:12,266 --> 00:03:13,899 もしこれを帯分数で書きたければ, 74 00:03:13,900 --> 00:03:17,566 15 は 16 に 1 回あって,余りは 1 です。 75 00:03:17,566 --> 00:03:20,766 すると,これは 1 か 15 分の 1 と同じことです。 76 00:03:20,766 --> 00:03:22,266 もう 1 つ例題を解いてみましょう。 77 00:03:22,266 --> 00:03:26,999 では,そうですね。 78 00:03:27,000 --> 00:03:31,266 2 分の 1 に 79 00:03:31,266 --> 00:03:36,866 12 分の 11 をたしたいとしましょう。 80 00:03:36,866 --> 00:03:37,999 ここでぜひビデオをポーズして, 81 00:03:38,000 --> 00:03:40,833 自分自身でできるか考えてみましょう。 82 00:03:40,833 --> 00:03:43,866 前に見たように,共通の分母を求めたいと 思います。 83 00:03:43,866 --> 00:03:45,099 もし,同じ分母があれば, 84 00:03:45,100 --> 00:03:46,400 すぐにたし算ができるでしょう。 85 00:03:46,400 --> 00:03:48,500 共通の分母をみつけたいですね。 86 00:03:48,500 --> 00:03:50,900 なぜなら今は分母が同じではないからです。 87 00:03:50,900 --> 00:03:52,566 すると,ここで求めたいものは, 88 00:03:52,566 --> 00:03:55,332 2 と 12 の公倍数です。 89 00:03:55,333 --> 00:03:58,566 そして,2 と 12 の最小公倍数が 本当に求めたいものです。 90 00:03:58,566 --> 00:03:59,799 そして前にやったように, 91 00:03:59,800 --> 00:04:02,233 ここの 2 つの数のうちの大きい方, 12,をとることからはじめましょう。 92 00:04:02,233 --> 00:04:05,266 12 かける 1 は 12 と言えます。 93 00:04:05,266 --> 00:04:08,132 これは 12 の最小の倍数と考えられます。 94 00:04:08,133 --> 00:04:10,133 そして,これは 2 で割り切れますか? 95 00:04:10,133 --> 00:04:12,833 はい,もちろん。12 は 2 で割り切れます。 96 00:04:12,833 --> 00:04:16,066 12 は実際に 2 と 12 の最小公倍数です。 97 00:04:16,066 --> 00:04:17,832 すると,これらの両方の分数を, 98 00:04:17,833 --> 00:04:19,299 12 分の何かに書くことができます。 99 00:04:19,300 --> 00:04:22,033 2 分の 1 は 12 分の何でしょうか? 100 00:04:22,033 --> 00:04:24,966 2 から 12 に行くには,6 をかけます。 101 00:04:24,966 --> 00:04:27,732 ですから分子にも 6 をかけます。 102 00:04:27,733 --> 00:04:29,599 これで 2 分の 1 と 12 分の 6 がありますが, 103 00:04:29,600 --> 00:04:30,566 これらは同じものです。 104 00:04:30,566 --> 00:04:34,899 1 は 2 の半分で,6 は 12 の半分です。 105 00:04:34,900 --> 00:04:36,666 そして,12 分の 11 を12 分の何かで 106 00:04:36,666 --> 00:04:38,466 書くにはどうすればいいでしょうか? 107 00:04:38,466 --> 00:04:41,066 まあ,これはもう 12 分の 何かになっていますね。 108 00:04:41,066 --> 00:04:43,232 12 分の 11 にはもう 12 が分母にあります。 109 00:04:43,233 --> 00:04:45,233 ですからこれを変える必要はありません。 110 00:04:45,233 --> 00:04:46,566 12 分の 11。 111 00:04:46,566 --> 00:04:48,599 これでたし算の準備ができました。 112 00:04:48,600 --> 00:04:52,166 これは 6 … 113 00:04:52,166 --> 00:04:56,399 これは 6 たす 11 に等しくなります。 114 00:04:56,400 --> 00:05:02,166 12 分の 6 たす 11 です。 115 00:05:02,166 --> 00:05:06,299 12 分の 6 たす 12 分の 11 です。 116 00:05:06,300 --> 00:05:10,533 これは分子が 6 たす 11 で 分母が 12 です。 117 00:05:10,533 --> 00:05:15,066 6 たす 11 は 17 で,12 分の 17 です。 118 00:05:15,066 --> 00:05:16,632 もしこれを帯分数で書きたければ, 119 00:05:16,633 --> 00:05:20,533 12 が 17 に 1 回あり,余りが 5 なので, 120 00:05:20,533 --> 00:05:24,633 1 か 12 分の 5 です。 121 00:05:24,633 --> 00:05:26,599 これらをもういくつか解いてみましょう。 122 00:05:26,600 --> 00:05:29,233 不思議と楽しいです。よし。 123 00:05:29,233 --> 00:05:31,333 では,たし算をしましょう。 124 00:05:31,333 --> 00:05:36,499 4 分の 3 に,… 125 00:05:36,500 --> 00:05:41,400 4 分の 3 に 5 分の 1 をたしましょう。 126 00:05:41,400 --> 00:05:43,733 たす 5 分の 1。 127 00:05:43,733 --> 00:05:44,633 これは何になるでしょうか? 128 00:05:44,633 --> 00:05:46,133 ではもう一度,ここでぜひビデオをポーズして, 129 00:05:46,133 --> 00:05:47,833 自分自身で考えてみましょう。 130 00:05:47,833 --> 00:05:49,666 ここにはまた異なる分母の分数があります。 131 00:05:49,666 --> 00:05:52,032 そして,これらを,同じ分母を持つものに 132 00:05:52,033 --> 00:05:53,533 書き直したいと思います。 133 00:05:53,533 --> 00:05:55,099 すると,公倍数を求めなくてはいけません。 134 00:05:55,100 --> 00:05:57,366 最小公倍数だと最高です。 135 00:05:57,366 --> 00:06:00,532 すると,4 と 5 の最小公倍数は何ですか? 136 00:06:00,533 --> 00:06:02,266 ではまた大きな数から始めましょう。 137 00:06:02,266 --> 00:06:04,699 この倍数を見て,4 で割り切れる ものがみつかるまで, 138 00:06:04,700 --> 00:06:07,233 倍数を大きくしていきましょう。 139 00:06:07,233 --> 00:06:09,933 5 は 4 で割り切れません。 140 00:06:09,933 --> 00:06:12,333 10 は 4 で割り切れません。 141 00:06:12,333 --> 00:06:14,799 完全に割り切れるかどうかが大事です。 142 00:06:14,800 --> 00:06:17,266 15 は 4 で割り切れません。 143 00:06:17,266 --> 00:06:19,266 20 は 4 で割り切れます。 144 00:06:19,266 --> 00:06:20,732 実際に,これは 5 かける 4 です。 145 00:06:20,733 --> 00:06:22,166 それは 20 です。 146 00:06:22,166 --> 00:06:23,499 すると,私達ができることは, 147 00:06:23,500 --> 00:06:29,433 これらの分数の両方を 20 を分母に 持つものに書き直します。 148 00:06:29,433 --> 00:06:32,766 4 分の 3 を 20 分の何かに書き直します。 149 00:06:32,766 --> 00:06:34,999 分母を 4 から 20 にすると, 150 00:06:35,000 --> 00:06:36,700 5 をかけることになります。 151 00:06:36,700 --> 00:06:38,100 ですからこれを分子にもします。 152 00:06:38,100 --> 00:06:41,566 3 かける 5 は 15 です。 153 00:06:41,566 --> 00:06:44,499 もう一度,ここでは 4 から 20 に 行くために 5 をかけました。 154 00:06:44,500 --> 00:06:46,000 分子にも同じことをしなくてはなりません。 155 00:06:46,000 --> 00:06:47,733 3 かける 5 は 15 です。 156 00:06:47,733 --> 00:06:51,866 4 分の 3 は 20 分の 15 と同じことです。 157 00:06:51,866 --> 00:06:53,632 ここには5 分の 1 です。 158 00:06:53,633 --> 00:06:55,433 これは 20 分の何になりますか? 159 00:06:55,433 --> 00:06:58,633 5 から 20 に行くには, 4 をかけなくてはいけません。 160 00:06:58,633 --> 00:07:00,033 すると同じことを分子にもしなくてはいけません。 161 00:07:00,033 --> 00:07:02,366 この分子にも 4 をかけなくてはいけなくて, 162 00:07:02,366 --> 00:07:04,432 これは 20 分の 4 になります。 163 00:07:04,433 --> 00:07:07,533 すると,4 分の 3 たす 5 分の 1 の代わりに,これを書き直しました。 164 00:07:07,533 --> 00:07:11,099 これは 20 分の 15 たす 20 分の 4 に書き直されました。 165 00:07:11,100 --> 00:07:12,966 するとこれは何になりますか? 166 00:07:12,966 --> 00:07:15,432 これは 15 たす 4 で 167 00:07:15,433 --> 00:07:18,966 20 分の 19 になるでしょう。 168 00:07:18,966 --> 00:07:22,999 20 分の 19 です。できました。