ゾンビの診断 脳と体について(パート1) - ティム・ヴァースタイネン&ブラッドリー・ヴォイテック
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0:16 - 0:22(ゾンビが立てる音)
(医者1)どうしてこうなったのかね? -
0:22 - 0:28(医者2)私の所見ですが
肩の大きな噛みあとと何か関連があると思います -
0:28 - 0:34(医者1)ありがとう
行動障害の原因は何かね? -
0:34 - 0:37(医者2)あらゆる行動は脳に起因します
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0:37 - 0:41おそろく脳内の何かが
ひどく悪くなったのでしょう -
0:41 - 0:44(医者1) 分かりきった説明をありがとう
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0:44 - 0:45もっと具体的に聞こう
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0:45 - 0:50脳内で何が起こると
こういう行動をとるのかね? -
0:50 - 0:53(医者2)えー それはですね
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0:53 - 0:55私が最初に着目したのは動き方です
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0:55 - 1:01硬直した脚 大股でぎこちなく
とてもゆっくりで不器用な歩き方 -
1:01 - 1:03パーキンソン病の症状に近いですね
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1:03 - 1:06大脳基底核に問題があるのでしょうか?
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1:06 - 1:09これは 脳の深い所にある一連の部分で
ドーパミンという― -
1:09 - 1:11神経系に作用する物質を通じて
動きを制御しています -
1:11 - 1:15多くの人はドーパミンを「幸せ」の
脳内化学物資であると考えていますが -
1:15 - 1:19パーキンソン病では大脳基底核の
ドーパミン神経細胞が死滅し -
1:19 - 1:21それが この病を引き起こしています
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1:21 - 1:23動作を起こすことを
ますます難しくしているのです -
1:23 - 1:27(医者1) はあ?
もう一度動き方を見てみたまえ -
1:27 - 1:31硬直した脚 大股
これはパーキンソン病の動きではないな -
1:31 - 1:36パーキンソン病の患者は小股で足を引きずって歩くし
姿勢も全然違う -
1:36 - 1:40小脳が損傷を受けた時に起こる
症状のように思えるが -
1:40 - 1:45小脳は奥深くにある小さなカリフララー型の
領域だが 大きさに惑わされてはいけない -
1:45 - 1:49この小さな小脳に脳全体の
ニューロンの半数が集中している -
1:49 - 1:51脊髄小脳変性症などという―
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1:51 - 1:54小脳が退化した患者は
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1:54 - 1:59調整がうまく行かず 足が硬直し
大股でぎこちない歩き方になる -
1:59 - 2:02小脳が原因である方に賭けるね
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2:02 - 2:06(医者2)おみそれしました
運動障害の謎は解決しましたね -
2:06 - 2:10常時呻いていますが
上手く話せないのはどうでしょうか? -
2:10 - 2:16(医者1)うーん ブローカ失語症
(表現性失語症)のように聞こえるね -
2:16 - 2:19言葉にするのを難しくする病気だ
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2:19 - 2:21これは下前頭回 あるいは前島への
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2:21 - 2:24損傷が原因で起こる
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2:24 - 2:27両方とも頭の左側のこめかみの後ろにある
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2:27 - 2:32(医者2)でもそれだけではないでしょう
ゾンビは話せないのはその通りですが -
2:32 - 2:36理解力があるとも思えません
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2:36 - 2:41これを見てください 「ヘイ ウォーカー!
お前の親父はエルダーベリーの匂いがしたぞ!」 -
2:41 - 2:44(笑)ね? 反応ないでしょう
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2:44 - 2:48モンティ・パイソンのファンでないのか
理解していないのか -
2:48 - 2:52流暢に話すウェルニッケ失語症と
言う所でしょうか -
2:52 - 2:56側頭部と頭頂部の2つの脳葉の
結合部分への損傷です -
2:56 - 2:59一般的に脳の左側で起こります
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2:59 - 3:03この領域は先ほど言われたプローカの領域と
弓状束という大量の神経線維の束が -
3:03 - 3:07物理的に繋がっています
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3:07 - 3:12私はこの大量の束が ゾンビでは
完全に破壊されているとの仮説を立てています -
3:12 - 3:15まるで2つの都市の間の
高速道路が破壊されたみたいに -
3:15 - 3:17製品を作る都市と
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3:17 - 3:20世界に向けてその製品を
出荷するもう一方の都市 -
3:20 - 3:24高速道路がないと
製品の流通は中断します -
3:24 - 3:28(医者1)基本的にゾンビに言って
聞かせるのは問題だな -
3:28 - 3:31理解することも
返事をすることもできないのだから -
3:31 - 3:36(医者2)(笑) 試すなら止めませんが
私はガラスのこちら側からで十分です
- Title:
- ゾンビの診断 脳と体について(パート1) - ティム・ヴァースタイネン&ブラッドリー・ヴォイテック
- Speaker:
- Bradley Voytek and Tim Verstynen
- Description:
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ゾンビは脳を食べますが、私たちのように脳の機能で操られています。ゾンビの行動をとらせるその脳はどうなっているのでしょうか?この興味深い会話で、ティム・ヴァースタイネン&ブラッドリー・ヴォイテックがゾンビをゾンビたらしめる様々な診断の可能性を適用します。
講師:ティム・ヴァースタイネン&ブラッドリー・ヴォイテック、アニメーション:TED-Ed
*このビデオの教材:http://ed.ted.com/lessons/diagnosing-a-zombie-tim-verstynen-brad-voytek - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 03:47
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for Diagnosing a zombie: Brain and body (Part one) | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Diagnosing a zombie: Brain and body (Part one) | ||
Tomoyuki Suzuki accepted Japanese subtitles for Diagnosing a zombie: Brain and body (Part one) | ||
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Masako Kigami edited Japanese subtitles for Diagnosing a zombie: Brain and body (Part one) | ||
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