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代数学: 傾き

  • 0:01 - 0:04
    「傾き」の解説プレゼンテーションにようこそ。
  • 0:04 - 0:05
    それでは始めましょう。
  • 0:05 - 0:08
    さて、ここに2つの点があるとしよう。
  • 0:08 - 0:10
    以前のプレゼンテーションで学んだのは、
  • 0:10 - 0:12
    直線は2つの点によって
    定義される必要があるということです。
  • 0:12 - 0:15
    考えてみれば、そのとおりですね。
  • 0:15 - 0:16
    ここに2つの点があるとしよう。
  • 0:16 - 0:19
    そしてその2つの点を記録していきましょう。
  • 0:19 - 0:25
    1つの点は、あれ、なんで書けないんだろう。
  • 0:25 - 0:27
    時々言うことを聞かなくなるんだよね。
  • 0:27 - 0:30
    ああ、(黒地に)黒で書こうとしてたのか。
  • 0:30 - 0:38
    一つの点 (-1, 3) があるとしましょう。
  • 0:38 - 0:39
    どれどれ、
  • 0:39 - 0:40
    グラフのどこに描けばいいだろう?
  • 0:40 - 0:42
    これが (0, 0) です。
  • 0:42 - 0:47
    負の方向へ 1 進もう、ここが -1 です。
  • 0:47 - 0:49
    それから上に 3 進んでいこう。
  • 0:49 - 0:51
    1、2、3。
  • 0:51 - 0:53
    つまりここが 3 になる。
  • 0:53 - 0:57
    つまり、(-1, 3) はこの位置になる。
  • 0:57 - 0:58
    よし、これは1番目の点です。
  • 0:58 - 1:01
    2番目の点は別の色で描いていこう。
  • 1:01 - 1:07
    2番目の点は、(2, 1) です。
  • 1:07 - 1:08
    どこに描けばいいだろう。
  • 1:08 - 1:11
    数えていこう、1、2。
  • 1:11 - 1:14
    ここが 2 だ。次は 1 。
  • 1:14 - 1:15
    だからここが 1 になる。
  • 1:15 - 1:18
    したがって(2番目の)点はここに位置する。
  • 1:18 - 1:20
    2つの点をグラフに描くことができました。
  • 1:20 - 1:24
    ではその2点を結ぶ線を引いてみよう、
  • 1:24 - 1:25
    こんな感じに。
  • 1:25 - 1:27
    うまく描けるといいのだが。
  • 1:27 - 1:36
    点を通過させて。
  • 1:39 - 1:40
    どうでしょう。
  • 1:40 - 1:41
    ちゃんとやって見せますよ。
  • 1:41 - 1:43
    じゃあここから線を続けてみよう。
  • 1:43 - 1:47
    この方法ならうまくいくかも。
  • 1:47 - 1:48
    こんな感じに。
  • 1:48 - 1:58
    さて、直線に注目してみよう。
  • 1:59 - 2:02
    このプレゼンテーションで行いたいのは、
    「傾き」の理解です。
  • 2:06 - 2:07
    役立ってくれればと思います。
  • 2:07 - 2:09
    傾きのとらえ方には二つの方法があります。
  • 2:09 - 2:12
    直感的にわかるのは、傾きとは
  • 2:12 - 2:13
    この直線の傾斜であるということです。
  • 2:13 - 2:14
    またすでにお分かりのように、
  • 2:14 - 2:16
    右下がりに傾斜した直線です。
  • 2:16 - 2:19
    なぜなら、直線が左上から
    右下に引かれているからです。
  • 2:19 - 2:21
    つまり、(直線の)傾きは負の数になります。
  • 2:21 - 2:22
    このことはすぐに分かるでしょう。
  • 2:22 - 2:25
    そして、どのように私達が
    傾きを理解しているのかを
  • 2:25 - 2:27
    理解していきましょう。
  • 2:27 - 2:32
    傾き(slope)、書いておきましょう、
    slope、と、そしてたびたび
  • 2:32 - 2:36
    傾きを表す変数として m を使います。
    なぜなのかはわかりません。
  • 2:36 - 2:39
    そもそも、m は傾き(slope)の
    略語にはなっていません。
  • 2:39 - 2:41
    この傾きが、ある一組のものと等しくなります。
  • 2:41 - 2:42
    聞いたことがあるかも。
  • 2:42 - 2:45
    y 方向の変化量を、
    x 方向の変化量で割ったもの。
  • 2:45 - 2:49
    ギリシャ語でデルタと発音するこの三角形は
  • 2:49 - 2:51
    変化量を表します。
  • 2:51 - 2:53
    y 方向の変化量を、
    x 方向の変化量で割ったもの。
  • 2:53 - 2:58
    またこれは、垂直移動分を水平移動分で割ったもの
    (rise over run)と同じになります。
  • 2:58 - 3:00
    これが意味することを説明しましょう。
  • 3:00 - 3:02
    これらの点の一方から始めましょう。
  • 3:02 - 3:05
    この緑の点、(-1, 3) から始めましょう。
  • 3:05 - 3:10
    どれだけ垂直に(rise)
    また水平に(run)移動するのか。
  • 3:10 - 3:13
    2番目の点、(2, 1) に向かうのに。
  • 3:13 - 3:14
    垂直移動分からはじめましょう。
  • 3:14 - 3:22
    -2移動しないといけない、
    これが垂直移動分になります。
  • 3:22 - 3:25
    だから、垂直移動分は -2 になります。
  • 3:25 - 3:28
    なぜなら、同じy座標の位置に行くには
    2 下降しないといけない
  • 3:28 - 3:29
    この黄色い点に対して。
  • 3:29 - 3:33
    それから水平移動分についてやってみましょう。
  • 3:33 - 3:37
    +3 だけ水平移動しないといけません。
  • 3:37 - 3:42
    したがって、垂直移動分を水平移動分で
    割ると -2/3 になります。
  • 3:42 - 3:44
    では、このような立派なグラフを
    持っていないときはどうすればよいか。
  • 3:44 - 3:47
    ここで実際にグラフを描いてみる?
  • 3:47 - 3:51
    さて、ここでやりたいことは、
    この点を使ってみよう、
  • 3:51 - 3:54
    出発点として。
  • 3:54 - 4:00
    y方向の変化量を、
    x方向の変化量で割ったものを計算しよう、
  • 4:00 - 4:04
    一番目の点の y 座標の値、ここでは 3 になる。
  • 4:04 - 4:06
    それから二番目の点のy座標の値を引こう。
  • 4:06 - 4:08
    (値は) 1 です。見えるかな。
  • 4:08 - 4:11
    3 から 1 を引いた。
  • 4:11 - 4:17
    これが y の変化量、
    そして一番目の点の x 座標の値は、
  • 4:17 - 4:22
    -1。そして二番目の点の x 座標の値を引こう、-2。
  • 4:22 - 4:25
    3 引く 1 は 2。
  • 4:25 - 4:31
    -1 引く -2 は -3 に等しい。
  • 4:31 - 4:31
    したがって、同じになった。
  • 4:31 - 4:34
    -2/3 を得られた。
  • 4:34 - 4:35
    このように別の方法で計算することができた。
  • 4:35 - 4:37
    書くところがなくなってしまった。
  • 4:37 - 4:41
    しかし、今度はこちらを
    一番目の点にしてやってみよう。
  • 4:41 - 4:44
    もしこれを一番目の点にすると、
    y 方向の変化量は
  • 4:44 - 4:47
    ……すごく混みいってきた
  • 4:47 - 4:48
    混乱してきたね。
  • 4:48 - 4:50
    y 方向の変化量は、
  • 4:50 - 4:57
    1 引く 3 、
    そして x 方向の変化量は 2 引く -1。
  • 4:57 - 5:01
    1 引く 3 は -2。
  • 5:01 - 5:03
    そして 2 引く -1 は 3 になる。
  • 5:03 - 5:07
    これで再び -2/3 を得られた、
    このようにどちらの点から
  • 5:07 - 5:10
    始めてもかまわない、
    以下の方法に従うかぎりは。
  • 5:10 - 5:12
    一番目の点の座標の y を最初に使い、
  • 5:12 - 5:13
    一番目の点の座標の x を最初に使う。
  • 5:13 - 5:15
    さらに問題を解いてみよう。
  • 5:15 - 5:17
    実際には、二問解いてみよう、
  • 5:17 - 5:20
    ただしグラフを使わずに代数をやってみるよ。
  • 5:20 - 5:22
    次の二点の間の傾きを
    求めてみましょう。
  • 5:25 - 5:33
    (5, 2) と (3, 5)。
  • 5:33 - 5:36
    さて、出発点としてこの点を使おう。
  • 5:36 - 5:41
    したがって、「y方向の変化量/x方向の変化量」、
    「垂直移動分/水平移動分」は
  • 5:41 - 5:43
    y 方向の変化量の計算は、
    この 5 から始める。
  • 5:43 - 5:47
    5 引く 2。
  • 5:47 - 5:52
    割ることの、3 引く 5。
  • 5:52 - 5:59
    (分子は) 3 になり、
    これは 5 ですね、割ることの、-2。
  • 5:59 - 6:02
    -3/2 に等しい。
  • 6:02 - 6:04
    もう一つやってみよう。
  • 6:04 - 6:06
    今度は色を変えてやってみよう、
  • 6:06 - 6:08
    もっとわかりやすいように。
  • 6:08 - 6:09
    これが (1, 2)。
  • 6:09 - 6:11
    一番目の点です。
  • 6:11 - 6:17
    そして二番目の点は (4, 3)。
  • 6:17 - 6:25
    もう一度繰り返すと、傾きとは
  • 6:25 - 6:29
    y 方向の変化量を、
    x 方向の変化量で割ったもの。
  • 6:29 - 6:30
    さて、y は。
  • 6:30 - 6:31
    この y 座標から始めよう。
  • 6:31 - 6:32
    ここから始めるよ。
  • 6:32 - 6:34
    そして、これを y1 と呼ぶ。
  • 6:34 - 6:42
    3 引く、 ニ番目の y は、2。
  • 6:42 - 6:47
    そして割ることの、繰り返すよ、
    一番目の x から。
  • 6:47 - 6:54
    4 引く、二番目の x は、1。
  • 6:54 - 7:00
    3 引く 2 は 1。
  • 7:00 - 7:03
    4 引く 1 は 3。
  • 7:03 - 7:06
    つまりこの例での傾きは 1/3 になる。
  • 7:06 - 7:07
    では実際に順番を入れ替えてみよう。
  • 7:07 - 7:08
    入れ替えても同じ結果になるかやってみよう。
  • 7:08 - 7:22
    2 引く 3 、割ることの、 1 引く 4。
  • 7:22 - 7:25
    この場合、-1、
  • 7:25 - 7:27
    割ることの、-3。
  • 7:27 - 7:28
    よし、また 1/3 に等しくなった。
  • 7:28 - 7:30
    なぜなら負が打ち消しあうからね。
  • 7:30 - 7:33
    ぜひ考えてみてください、なぜこれとこれが
  • 7:33 - 7:34
    同じになるのか。
  • 7:34 - 7:37
    しかし、重要なことは、
    もしこちらの点の 3 を最初に使ったら、
  • 7:37 - 7:40
    もしこちらの点の 3 を y として
    最初に使ったら、
  • 7:40 - 7:42
    最初の x にはこちらの
    4 を使わないといけない。
  • 7:42 - 7:44
    ここは間違いやすいところです。
  • 7:44 - 7:46
    さらに、これには充分に注意して下さい。
  • 7:46 - 7:48
    負の記号を扱う種類の問題については。
  • 7:48 - 7:51
    しかし少なくとも
    ある程度は提供できたとと思います。
  • 7:51 - 7:54
    傾きの問題に取り組める判断力を。
  • 7:54 - 7:55
    次回は、次の事について解説しようと思います。
  • 7:55 - 7:56
    y 切片について。
  • 7:56 - 7:59
    なぜなら、あらゆる直線は方程式を持っています。
  • 7:59 - 8:03
    y = m x + b。
  • 8:03 - 8:05
    よく詳しく説明すると、
  • 8:05 - 8:06
    ここでは m は傾きを表します。
  • 8:06 - 8:08
    直線の傾きがわかっているとき、
  • 8:08 - 8:11
    また、直線の y 切片がわかっているとき、
  • 8:11 - 8:13
    直線の理解について必要なこと
    すべてを知ることになります。
  • 8:13 - 8:15
    そして直線の方程式を表現し、
  • 8:15 - 8:16
    直線上の点について知ることができます。
  • 8:16 - 8:18
    今後の解説でそれらをやっていきましょう。
  • 8:18 - 8:21
    わかりにくい所はなかったでしょうか。
  • 8:21 - 8:23
    傾きについて色々と挑戦してみてください。
  • 8:23 - 8:23
    あなたならできると思います。
  • 8:23 - 8:26
    楽しんでいただければ幸いです。
Title:
代数学: 傾き
Video Language:
English

Japanese subtitles

Incomplete

Revisions