保釈金という不正義を終わらせよう
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0:01 - 0:04依頼人との面会に 初めて刑務所を
訪れた時のことは忘れられません -
0:05 - 0:07私の背後で 金属製の扉が荒々しく閉まり
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0:07 - 0:10鍵のかかる音が 耳に響きました
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0:10 - 0:13セメントの床は粘着性のシートに覆われて
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0:13 - 0:15一歩進むごとに
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0:15 - 0:18段ボール箱からテープが剥がされる時のように
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0:18 - 0:19バリッと音がしました
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0:20 - 0:25外界とを結ぶ たった一つの小さな窓は
覗きみるには高すぎる位置にありました -
0:25 - 0:28小さい 正方形のテーブルが
床に固定され -
0:29 - 0:30金属製の椅子が
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0:30 - 0:32テーブルの両側に一つずつ
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0:32 - 0:36この時初めて体感しました
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0:36 - 0:38ほんの一瞬のことでしたが―
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0:38 - 0:40収監されるとは どういうことなのか
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0:41 - 0:45駆け出しの公選弁護人であった当時の私は
心に決めました -
0:45 - 0:48この気持ちを決して忘れないようにと
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0:48 - 0:50ずっと覚えています
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0:50 - 0:54その時の感情は依頼人 一人ひとりの自由を
勝ち取る戦いの原動力となりました -
0:54 - 0:56我が身の自由を勝ち取る思いでした
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0:57 - 0:58「自由」
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0:59 - 1:02アメリカ人の精神の根本であり
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1:02 - 1:05憲法にも記された重要な概念です
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1:06 - 1:10それにもかかわらず アメリカは
自由を奪うことに慣れきっています -
1:11 - 1:14奴隷制に始まり 今日の大量収監に至るまで
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1:14 - 1:15自由を奪い続けてきました
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1:16 - 1:19驚愕すべき事実は 皆さんもご存知でしょう
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1:19 - 1:21アメリカ人 一人当たりの受刑者数が
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1:21 - 1:24地球上のほとんどの国よりも多いという
事実のことです -
1:25 - 1:29では この事実はどうでしょう
アメリカではいつでも -
1:29 - 1:3350万人近くの人が
有罪判決がないにも関わらず -
1:33 - 1:37刑務所に収監されているのです
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1:38 - 1:42誰かの肉親であり 子である この人たちが
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1:42 - 1:45収監されている理由は ただ一つ
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1:45 - 1:48自由を買うだけの お金がないからです
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1:49 - 1:52この自由の値段を「保釈金」と言います
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1:53 - 1:57保釈金はもともと 条件付き釈放の一種として
作られた制度でした -
1:57 - 1:58分かりやすい仕組みでした
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1:58 - 2:01まず 被疑者が払えるだけの
保釈金を設定します -
2:01 - 2:02被疑者は支払います
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2:02 - 2:05後で出廷するように動機付ける—
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2:05 - 2:06担保のようなものです
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2:07 - 2:11保釈金は 刑罰の一種として
設計されたものではありませんでした -
2:11 - 2:15人を牢屋に閉じ込める手段として
設計されたものではありませんでした -
2:15 - 2:21ましてや 司法制度を二段構造にするために
設計されたものでは到底ありませんでした -
2:21 - 2:24金持ち向けと それ以外 という構造です
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2:24 - 2:27しかし まさにそんな構造に
なってしまったのです -
2:28 - 2:31アメリカの地方刑務所の入所者のうち75%は
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2:31 - 2:33保釈金が払えないために収監されています
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2:34 - 2:36ラメルも その一人です
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2:37 - 2:38ラメルは 10月の肌寒い午後
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2:38 - 2:41地元サウス・ブロンクスで
自転車を走らせ -
2:41 - 2:43牛乳を買おうと市場に向かうところでした
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2:44 - 2:45警察官に止められたラメルは
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2:45 - 2:48呼び止められた理由を求めました
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2:48 - 2:50会話は口論になり 次の瞬間
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2:50 - 2:52彼は地面で拘束されていました
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2:52 - 2:55逮捕の罪状は「歩道で自転車に乗り
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2:55 - 2:56逮捕に反抗したこと」
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2:57 - 2:58彼は法廷に引き出され
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2:58 - 3:01500ドルの保釈金を言い渡されました
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3:01 - 3:04でも ラメルは 500ドルも
持っていなかったのです -
3:04 - 3:08そこで 32歳 父親でもあるラメルは
「ザ・ボート」と呼ばれる -
3:08 - 3:12イースト川に繋留された浮動式の刑務所―
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3:12 - 3:14下水処理施設と魚市場に挟まれた
刑務所に送られました -
3:15 - 3:17聞き間違いではありません
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3:17 - 3:202018年のきょうび ニューヨーク市に
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3:20 - 3:25川に浮かぶ牢屋船があって
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3:25 - 3:27収監されている人のほとんどが
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3:27 - 3:30保釈金を払えない
黒人や褐色人種の男性です -
3:32 - 3:33ちょっと考えてみましょう
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3:33 - 3:37数日間でも 収監されてしまうことで
何が起きてしまうのでしょうか -
3:37 - 3:40まず 仕事を失いかねません
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3:40 - 3:42家を失いかねません
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3:42 - 3:44移民資格が危機に晒されます
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3:44 - 3:47子供の養育権だって 失いかねないのです
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3:48 - 3:50刑務官からの性的被害の3分の1は
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3:50 - 3:53収監から3日以内に発生します
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3:53 - 3:57自殺を含めた死亡事件の半数近くは
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3:57 - 3:59収監されたその週に発生します
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4:00 - 4:03しかも 保釈金が払えず収監された場合
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4:03 - 4:07収監されてない場合と比べ
実刑判決を受ける可能性が4倍高く -
4:07 - 4:10服役期間も3倍長くなるのです
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4:11 - 4:15黒人かヒスパニック系の人に
保釈金が設定された場合 -
4:15 - 4:21刑務所に収監され続ける可能性は
白人の2倍あります -
4:22 - 4:28アメリカの刑務所は 恐ろしい場所です
人間性が否定され 暴力的です -
4:30 - 4:35ちょっと想像してみてください
あなたは今刑務所にいて -
4:35 - 4:38500ドルの保釈金が払えません
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4:39 - 4:43すると誰かがやってきて
釈放される方法を指南します -
4:44 - 4:46「罪を認めなよ」と言うのです
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4:47 - 4:49「家に帰れるし 仕事にも戻れる
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4:49 - 4:51罪を認めなよ
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4:51 - 4:53今夜 子どもにおやすみのキスができるぜ」
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4:54 - 4:57そこであなたは 同じ状況に置かれた人
誰もが選ぶ行動を取ります -
4:57 - 5:00罪を認めるのです
自分が本当にやったか否かに関わらず -
5:01 - 5:04しかし これであなたは前科持ちです
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5:04 - 5:06一生付いてまわる記録です
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5:08 - 5:11保釈金を払えないという理由で
人を刑務所に収監することは -
5:11 - 5:15社会として行い得る 最も不当で
最も不道徳な行為の一つです -
5:15 - 5:18しかも 費用はかかり 逆効果です
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5:19 - 5:21アメリカの納税者が納める
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5:21 - 5:25税金のうち毎年140億ドルは
人を刑務所に収監し続けるため― -
5:25 - 5:27未決者の収監に使われています
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5:27 - 5:301日あたり4千万ドルにあたります
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5:31 - 5:34それなのに これだけお金をかけて
治安がよくなるわけでもありません -
5:35 - 5:37調査から明らかなのは
刑務所に収監された人は -
5:37 - 5:43出所後に罪を犯す可能性が
その間 収監されていなかった場合に比べて -
5:43 - 5:45著しく高いということです
-
5:46 - 5:50自由こそ 重要なのです
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5:52 - 5:53低収入者の共同体や
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5:53 - 5:56有色人種の共同体では何世代にも渡り
常識とされてきたことです -
5:57 - 6:02彼らは共同体の中で 資金を出し合い
愛する人の自由を買い戻してきました -
6:02 - 6:05強制労働や刑務所が登場してから
ずっと続けられてきたことです -
6:06 - 6:09しかし 刑事司法制度が肥大化して
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6:09 - 6:11数が追いつかなくりました
-
6:12 - 6:16アメリカでの収監者増加数のうち99%は
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6:16 - 6:18ここ20年間での増加については
-
6:18 - 6:21公判前勾留が原因です
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6:22 - 6:25私は 人生の半分以上を
公選弁護人として過ごし -
6:25 - 6:27その間ずっと 何千という依頼人が
-
6:27 - 6:31保釈金が払えないというだけの理由で
刑務所に引きずられていく様子を -
6:31 - 6:33間近で見てきました
-
6:33 - 6:38また 正義の話が 金銭の話に
飲み込まれてしまう様子を見てきました -
6:38 - 6:42アメリカの司法制度全体の
正当性が疑われる事態です -
6:43 - 6:46私が主張したいのは単純なことです
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6:46 - 6:48わかりきったことです
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6:48 - 6:50しかし切迫していることです
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6:51 - 6:54自由こそ 重要であり
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6:54 - 6:58自由は 無料であるべきです
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6:58 - 7:05(拍手)
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7:06 - 7:08でも どうやって実現すればいいのでしょう
-
7:08 - 7:11私が10年以上前に 格闘していた問題です
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7:11 - 7:14私は 夫のデイビッドと
キッチンテーブルに座っていました -
7:14 - 7:16夫も 公選弁護人です
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7:16 - 7:19中華のテイクアウトを食べながら
この世の不正義を愚痴っていたところ -
7:19 - 7:22ふと 夫が顔を上げて言ったのです
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7:22 - 7:24「保釈金の基金を作って
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7:24 - 7:26依頼人を刑務所から
保釈していくのはどうだろう」 -
7:27 - 7:29その 思いがけない瞬間
アイデアが生まれました -
7:29 - 7:32ブロンクス自由基金
(Bronx Freedom Fund)の誕生です -
7:33 - 7:35何もかもが初めてでした
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7:35 - 7:36たくさんの人に言われました
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7:36 - 7:39馬鹿げた考えだ とか
資金を全損するぞ とか -
7:39 - 7:42自分で金を出していない依頼人は
出廷をすっぽかすんじゃないか とか -
7:42 - 7:45でも 依頼人がちゃんと出廷したら?
-
7:46 - 7:50刑事事件が終わると保釈金が
返金されることは 知っていました -
7:50 - 7:52戻ってきた保釈金を基金に戻して
-
7:52 - 7:56次の保釈金に充てれば 資金が循環して
どんどん保釈ができます -
7:57 - 7:58大きな賭けです
-
7:58 - 8:00でも 成功したのです
-
8:00 - 8:02ここ10年の間
-
8:02 - 8:05私たちは ニューヨーク市に住む
低収入世帯の保釈金を払ってきました -
8:05 - 8:09そこから得た知見は
様々なことを気づかせる契機でした -
8:09 - 8:11人々が出廷する理由は何か
-
8:11 - 8:14刑事司法制度はどういう仕組みで働くのか
-
8:14 - 8:18そこでわかったのは お金のために
出廷するわけではないということです -
8:18 - 8:21というのも ブロンクス自由基金が
保釈金を払った後 -
8:21 - 8:25依頼者の96%が無欠席で出廷したからです
-
8:26 - 8:29被疑者が保釈金目当てに出廷する
という考えを すっかり打ち砕きました -
8:30 - 8:32これは強力な証拠です
-
8:32 - 8:35お金も 追跡用足首ブレスレットも
-
8:35 - 8:39余計な監視や管理の仕組みも
必要ないという証明です -
8:39 - 8:42必要なのは 出廷催促状だけです
-
8:42 - 8:45いつ出廷すべきか教えてくれる
催促状でいいのです -
8:46 - 8:47他にも発見がありました
-
8:47 - 8:52軽罪で起訴・収監された人のうち
90%は罪を認めます -
8:52 - 8:55しかし 基金が保釈金を支払った場合
-
8:55 - 8:57起訴の半分以上が取り下げられることが
わかりました -
8:59 - 9:02そして ブロンクス自由基金の設立から
現在に至るまでの間で -
9:02 - 9:05依頼人のうち
-
9:05 - 9:09何らかの実刑判決を受けた人は
わずか2%にも満たないのです -
9:09 - 9:16(拍手)
-
9:16 - 9:19ラメルは 1週間経っても
-
9:19 - 9:22川に浮かぶ刑務所に入れられていました
-
9:22 - 9:25まさに全てを失う寸前で
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9:25 - 9:27罪を認めようとしたところに
-
9:27 - 9:30ブロンクス自由基金が介入し
保釈金を支払ったのです -
9:30 - 9:32今や 娘と再会できた彼は
-
9:32 - 9:35刑務所の外から
無実を訴えて戦うことができました -
9:35 - 9:36時間はかかりました
-
9:36 - 9:382年かかったのです
-
9:38 - 9:40でも 最終的には
-
9:40 - 9:42彼の公訴はすっかり取り下げられたのです
-
9:43 - 9:44ラメルにとってー
-
9:44 - 9:49(拍手)
-
9:49 - 9:54ラメルにとって
ブロンクス自由基金は命綱でした -
9:54 - 9:57しかし 収監されている
他の多くのアメリカ人には -
9:57 - 9:59自由基金の助けは来ません
-
10:00 - 10:02今こそ それを変えるべきです
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10:02 - 10:04今こそ 大きなことをすべきです
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10:04 - 10:07今こそ 勇敢なことをすべきです
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10:07 - 10:10今こそ 「大胆な」ことを
すべきかもしれません -
10:10 - 10:12(笑)
-
10:12 - 10:15うまく機能することが実証された
この循環型の保釈金モデルを -
10:15 - 10:16ブロンクスから
-
10:16 - 10:18アメリカ全土に広め
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10:18 - 10:20司法制度の最前線に攻め込みたいのです
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10:20 - 10:22誰かが拘留される前に
-
10:22 - 10:24(拍手)
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10:24 - 10:28(歓声)
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10:28 - 10:34(拍手)
-
10:34 - 10:35計画を説明しましょう
-
10:35 - 10:36(拍手)
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10:36 - 10:38できる限りたくさんの人を保釈します
-
10:38 - 10:40それもできる限り迅速にです
-
10:40 - 10:41今後5年間のうちに
-
10:41 - 10:44公選弁護人や地域団体と協力し
-
10:44 - 10:47最も必要とされる40の管轄区に
基金を設置します -
10:47 - 10:50目標は16万人の保釈です
-
10:50 - 10:52この計画が利用するのは
-
10:52 - 10:55訴訟の終結後に
保釈金が戻ってくる仕組みです -
10:55 - 10:56ブロンクスでの例では
-
10:56 - 11:011年のうち 同じ1ドルが
2回か3回 使いまわされます -
11:01 - 11:03強大な増力装置なのです
-
11:04 - 11:09今日 寄付された1ドルは
最大15人の保釈を -
11:09 - 11:11今後5年間で助けるのです
-
11:11 - 11:17私たちの計画は経験 知恵
リーダーシップ面での助力を -
11:17 - 11:20この不正義を
直に経験した人たちから得ています -
11:20 - 11:22(拍手)
-
11:22 - 11:27保釈計画が実施される各地域に
保釈支援者のチームを設置します -
11:27 - 11:31熱意に溢れ 献身的な
地元の活動家から成るチームで -
11:31 - 11:33多くは収監経験のある人たちです
-
11:33 - 11:35彼らの任務は 依頼人の保釈金を支払い
-
11:36 - 11:38訴訟の過程の間 力になることです
-
11:38 - 11:42依頼人の必要とする
あらゆる資源や支援を提供するという形です -
11:42 - 11:45既に2つの地域で運営が始まっています
-
11:45 - 11:47オクラホマ州タルサ市と
-
11:47 - 11:48ミズーリ州セントルイス市です
-
11:49 - 11:50ラメルは
-
11:51 - 11:54現在 ニューヨーク州クイーンズ郡の
保釈支援者になる訓練を受けています -
11:54 - 12:00(拍手)
-
12:00 - 12:02もうすぐ運営が開始される3地域は
-
12:02 - 12:05ダラス市 デトロイト市
ケンタッキー州ルイビル市です -
12:06 - 12:08The Bail Project(保釈プロジェクト)は
-
12:08 - 12:11前例を見ない規模で
保釈金制度と戦います -
12:11 - 12:13同時に
-
12:13 - 12:18依頼人の体験談を 傾聴し 収集し
尊重し 敬意を表すことで -
12:18 - 12:21賛同者を増やしていきます
-
12:21 - 12:25そして決定的に重要な情報を
全国規模で収集し活用して -
12:25 - 12:28より有効な方法を開拓します
-
12:28 - 12:33この抑圧の仕組みを 単に形を変えただけで
再生産することのないように です -
12:33 - 12:35The Bail Projectでは
-
12:35 - 12:3816万人を今後5年間で保釈することで
-
12:38 - 12:42人々を収監から解放する非政府団体としては
-
12:42 - 12:44アメリカ史上最大規模となるでしょう
-
12:44 - 12:45つまりー
-
12:45 - 12:48(拍手)
-
12:48 - 12:50現行の刑事司法制度は
-
12:50 - 12:52解体されなければいけません
-
12:52 - 12:54ただ この制度の中で
数十年過ごした経験から言うと -
12:54 - 12:57制度全体にわたる本当の改革には
時間がかかり -
12:57 - 12:59色々な働きかけが必要となります
-
12:59 - 13:01私たち全員の関与が必要なのです
-
13:01 - 13:04市民権弁護士や
-
13:04 - 13:08共同体のまとめ役や
学者 メディア 慈善家 -
13:08 - 13:10学生 歌手 詩人
-
13:10 - 13:15そして 制度に苦しめられた人々の
声と尽力が必要です -
13:16 - 13:18それに私は知っています
-
13:18 - 13:22全員で団結すれば
大量収監問題に終止符を打てることを -
13:23 - 13:25でも 忘れてはならないのは
-
13:25 - 13:29今 アメリカ全土の刑務所に
収監されている人たち -
13:29 - 13:31この国の隅々にまでいる
-
13:31 - 13:34保釈金が払えず刑務所にいる人たちは
-
13:34 - 13:37今日 命綱を必要としているのです
-
13:37 - 13:39そこでThe Bail Projectの出番です
-
13:40 - 13:43私たちには 公開が実証されたモデルと
行動計画と -
13:43 - 13:46増加の一途にある保釈支援者たちがいます
-
13:46 - 13:49大きな夢に動かされ戦い続けるに足る
大胆さを持つ人たちです -
13:49 - 13:52どんなに時間がかかろうと
保釈を一つひとつ勝ち取り続けます -
13:52 - 13:57真の自由と平等な正義が
アメリカにやってくるその日まで -
13:58 - 13:59ありがとうございました
-
13:59 - 14:06(拍手)
- Title:
- 保釈金という不正義を終わらせよう
- Speaker:
- ロビン・スタインバーグ
- Description:
-
アメリカ合衆国にはいつでも、45万人以上の人が保釈金を支払えないという理由で刑務所に収監されています。保釈金の多くは500ドル前後、支払える人もいれば、支払えない人もいます。刑務所への収監は人生を変えてしまいます。収監された彼らは仕事や家、命を失い、司法制度では人種差別が進んでいきます。ロビン・スタインバーグはこの状況を変える、大胆なアイデアを思いつきました。大量収監問題の解決を目的とした、前例のない規模で全国展開する循環型の保釈金基金を作るという「The Bail Project(保釈金プロジェクト)」を、力強く説明します。
(この野心的な計画は、地球規模の変化を巻き起こすことを目的とするTEDの新たな取り組み「The Audacious Project」第一弾の1つです)
- Video Language:
- English
- Team:
closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 14:24
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Riaki Ponist approved Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? | |
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Riaki Ponist edited Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? | |
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Riaki Ponist edited Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? | |
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Riaki Ponist edited Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? | |
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Masaki Yanagishita accepted Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? | |
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Masaki Yanagishita edited Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? | |
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Masaki Yanagishita edited Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? | |
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Chiaki Arai edited Japanese subtitles for What if we ended the injustice of bail? |