サマーディ(三昧)Part 1 -「マーヤー、幻影の自己」
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1:14 - 1:25三昧(ざんまい)は
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1:25 - 1:31古代のサンスクリット語で
現代には似た言葉はありません -
1:31 - 1:38三昧の動画をつくるには
根本的な難しさがあります -
1:38 - 1:54三昧は マインドのレベルで伝えられない
あるものを示すのです -
1:54 - 2:00この動画は 私自身の内なる旅を
ただ外に表現しているだけで -
2:00 - 2:07三昧について教えようとか マインドに
情報を提供しようとかいうつもりはなく -
2:07 - 2:17あなたが直接 自分の本質を発見するよう
インスピレーションを与えたいと思います -
2:17 - 2:29三昧は今
かつてなかったほど関連性があります -
2:29 - 2:35私たちは三昧を忘れただけでなく
何を忘れたのか思い出せないという -
2:35 - 2:44歴史の一点に立っています
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2:44 - 3:28この忘却はマーヤーといい
自己の幻影を指します -
3:28 - 3:34人間として 私たちは大抵 日々に追われ
自分が誰なのか -
3:34 - 3:42何故ここにいるのか どこへ行くのか
ほとんど考えもしません -
3:42 - 3:50大抵の人は真の自己 つまり魂あるいは
ブッダが「無我」と呼んだもの -
3:50 - 3:57名前や形を超越し 思考を超越したもの
を悟ったことはありません -
3:57 - 4:02その結果 自分は
この限られた肉体であると信じています -
4:02 - 4:11気づく気づかないに関わらず
回りが自己として識別する -
4:11 - 4:26この限られた自分の肉体構造は死ぬのだと
私たちは怖れながら生きています -
4:26 - 4:31今日の世界では
宗教や ヨガ、祈り、瞑想、読経 -
4:31 - 4:40あるいは他の習慣などの
スピリチュアルな修行に携わる大多数が -
4:40 - 4:42条件づけられたテクニックを用います
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4:42 - 4:50つまり自我の構築の一部だということです
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4:50 - 4:55探求したり活動したりは問題ではありません
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4:55 - 5:01外部の形式に答えを見いだした思考が
問題なのです -
5:01 - 5:07一般的な形のスピリチュアリティ―は
どこにでもある病的な考えと -
5:07 - 5:11なんら変わりません
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5:11 - 5:14マインドをさらにかき立てることです
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5:14 - 5:19人としての存在に対し
もっと人の行動に関わります -
5:19 - 5:29自我の構築は 金を力を愛を
何もかもを さらに欲しがります -
5:29 - 5:38いわゆるスピリチュアルな道をたどる人は
さらにスピリチュアルに、さらに目覚め、 -
5:38 - 5:43さらに落ち着き、平安、悟りを欲しがります
-
5:43 - 5:53この動画を見る危険性は
マインドが三昧を欲しがるようになることです -
5:53 - 6:01さらに危険なのは
マインドが三昧を得たと思い込むことです -
6:01 - 6:06何かを得たいと望むときはいつも
自我の構築が働いていると思って -
6:06 - 6:08間違いありません
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6:08 - 6:18三昧は自分に何かを得たり
足したりすることではありません -
6:18 - 6:27三昧を悟るとは自分が死ぬ前に
死を学ぶことです -
6:27 - 6:32生と死は陰陽のようなもので
切り離せない連続体であり -
6:32 - 6:37果てしなく展開し
始まりも終わりもありません -
6:37 - 6:43死を追い払えば 生も追い払います
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6:43 - 6:49自分が誰なのか 真実をじかに体験すれば
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6:49 - 6:51もう生も死も怖くありません
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6:51 - 7:00社会や文化に自分が誰なのか教えられ
同時に私たちは -
7:00 - 7:13奥底に隠れた生理的な欲求と嫌悪に
選択を支配され 奴隷となっています -
7:13 - 7:16自我の構築は 反復しようとする衝動以外の
何ものでもありません -
7:16 - 7:23単にエネルギーが一度通った道を
また通ろうとする傾向なのです -
7:23 - 7:33その道が生命体に良かろうと悪かろうと
-
7:33 - 7:40記憶やマインドには限りないレベルがあり
スパイラルの中にスパイラルが渦巻き -
7:40 - 7:47意識がこのマインドつまり自我の構築に
同調すると -
7:47 - 7:55私たちを社会条件に結びつけます
鋳型とも呼べるでしょう -
7:55 - 8:01自我には意識できる側面もありますが
無意識や昔の記憶や -
8:01 - 8:13原始体験に基づく恐れが
原動力になって -
8:13 - 8:19快楽を求めたり 苦痛を避けたり
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8:19 - 8:31病的な行動を昇華させたり...仕事や...
人間関係や... -
8:31 - 8:37確信、思考、そして生活全般にわたる
限りないパターンを後通ししているのです -
8:37 - 9:08家畜のように 殆どの人間は鋳型に人生を
はめて無抵抗に服従し 生き 死んでゆきます -
9:08 - 9:12狭いパターンに人生をくぎ付けにして生きます
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9:12 - 9:17人生はしばしば大変な苦悩に満ちていますが
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9:17 - 9:26実は 自由になれるのだということに
私たちは全く気がつきません -
9:26 - 9:34過去から引きずってきた人生を振り払って
内なる世界からの誕生を待っているほうの -
9:34 - 10:08人生を生きるのは可能なのです
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10:08 - 10:21私たちはこの世に生理的な条件つきの構造を
持って生まれましたが 自己意識はなく -
10:21 - 10:29よく小さな子供の目をのぞき込むと 自己の
かけらは少しもなく 空の輝きだけが見えます -
10:29 - 10:37育った人というのは
意識の上にかぶったマスクなのです -
10:37 - 10:54シェイクスピア曰く「この世はすべて一つの舞台
人間は男も女も すべて役者にすぎない」 -
10:54 - 11:04目覚めた個人なら 意識が人格を通し
マスクを通して輝きます -
11:04 - 11:09あなたが目覚めると 演じる役柄で
識別されません -
11:09 - 11:17自分は 着けているマスクだとは
思いませんが -
11:17 - 11:30その役を演じるのを やめたりもしません
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11:41 - 11:47私たちが役柄または
自分のペルソナによって識別されるとき -
11:47 - 11:53それはマーヤー つまり自己の幻影です
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11:53 - 12:02三昧とは 人生の劇の中で演じる役という
夢から覚めることです -
12:13 - 12:19プラトンが『国家』を書いてから240年
たちますが -
12:19 - 12:25人類はいまだに
プラトンの洞窟から抜け出せずにいます -
12:25 - 12:37実際 私たちはかつてなかったほど
幻影にとらわれています -
12:37 - 12:43プラトンはソクラテスに 洞窟で鎖につながれ
岩壁を一生見て過ごした一団の人々について -
12:43 - 12:44説明させました
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12:44 - 12:50見えるものといえば 彼らの後ろで
焚火の前を通りすぎるものの影が映る -
12:50 - 12:53岩壁だけだったのです
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12:53 - 12:57この人形劇のようなものが
彼らの世界になりました -
12:57 - 13:07ソクラテスによれば
影たちは 囚人が現実を見ることに -
13:07 - 13:11最も近いものでした
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13:11 - 13:16外の世界のことを教えられても
囚人は 影たちしかいないのだと -
13:16 - 13:19信じ続けました
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13:19 - 13:24もっと他のものがあるのではと感じても
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13:24 - 13:36自分の見慣れたものを離れるのが
嫌だったのです -
13:36 - 13:41今日の人類は 洞穴の壁に映った影しか
見ていない人々のようです -
13:41 - 13:44影は私たちの思考を例えたものです
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13:44 - 13:48思考の世界は
私たちが知っている唯一の世界ですが -
13:48 - 13:52思考を超えた世界が他にあるのです
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13:52 - 13:55二面性のマインドを越えた世界が
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13:55 - 14:03洞窟を離れ
今まで知っていたものを離れ -
14:03 - 14:16あなたが本当は誰なのか 発見する意欲はありますか?
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14:16 - 14:22三昧を経験するには 注意を陰からそらし
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14:22 - 14:26思考から光へと注意を向ける必要があります
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14:26 - 14:41人が暗闇だけに慣れていたら
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14:41 - 14:49徐々に光に慣れていかなければなりません
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14:49 - 14:55新しい概念になれるときはいつもそうですが
時間と努力を要し -
14:55 - 15:17新しいものを探求し
古いものを脱ぎ捨てる意思を要します -
15:17 - 15:30マインドは 意識にとって罠に あるいは
迷路か牢獄にたとえられます -
15:30 - 15:40あなたが牢獄にいるのではなく
あなたが牢獄なのです -
15:40 - 15:48牢獄は幻影です
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15:48 - 15:54あなたが幻の自己として認識されれば
あなたは眠っているのです -
15:54 - 15:59いったん牢獄に気付いて
幻影から抜け出そうと戦えば -
15:59 - 16:07あなたは幻影を現実であるかのように扱い
まだ眠ったままで -
16:07 - 16:08ただ夢が悪夢になっただけです
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16:08 - 16:19永遠に影を追い
影から逃げ続けることになります -
16:19 - 16:27三昧とは 自分とは別の自己 つまり
自我の構築という夢から覚めることです -
16:27 - 16:39三昧とは 自分という牢獄との同一化から
覚めることです -
16:39 - 16:48あなたは実際 自由にはなれません
どこへ行こうと牢獄がありますから -
16:48 - 16:54目覚めはマインドつまり鋳型を捨てることでは
ありません その逆で -
16:54 - 16:59マインドと同一化していなければ
人生の劇をさらに充実して体験でき -
16:59 - 17:04劇を劇として楽しみ
渇望したり怖れたりしなくて済みます -
17:04 - 17:10古代の教えでは これをリーラの聖なる遊びと呼んでいました
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17:10 - 17:22二元性における遊びです
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17:22 - 17:26人間の意識は連続しています
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17:26 - 17:31極端に言えば
人間は物理的な自己として識別されます -
17:31 - 17:38別の極に三昧があり
それは自己を休止することです -
17:38 - 17:46連続の中で三昧に向けてたどる一歩一歩は
苦しみを和らげます -
17:46 - 17:52苦しみが和らぐとは
人生に苦痛がないという意味ではありません -
17:52 - 17:59三昧は苦痛と快楽の二元性を超越しています
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17:59 - 18:04それはマインドを減らすという意味であり
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18:04 - 18:22何が起ころうと それに対する自己の抵抗を
減らすのです 抵抗が苦しみをもたらすのです -
18:22 - 18:28三昧に一度でも気づけば
連続の果てに何があるか見えます -
18:28 - 18:35物質的な世界や自己の興味以外に
何かが存在するのを知ることです -
18:35 - 18:41自我の構造が実際 三昧のうちに休止するとき
利己的な考えはなく -
18:41 - 18:51自己も二元性もありませんが
私たるもの あるいは無我はまだ存在します -
18:51 - 19:01その無の中に智慧の夜明けがあります
つまり生まれようとしている自己は -
19:01 - 19:11二元性の劇をはるかに超え
連続すべてを越えたものと理解するのです -
19:11 - 19:18生まれようとする自己は無限で
変わらずいつでも今 存在します -
19:18 - 19:25悟りとは 基本原理のスパイラル
常に移ろい現れる世界 -
19:25 - 19:34つまり時が開花するロータスと あなたという
永遠の存在とを合体させることです -
19:34 - 19:42あなたの内なる理解は
自己を識別しなくなるにつれ -
19:42 - 20:10常に開き続ける花のように育ち 時の世界と
無限との間で生きた架け橋となるのです -
20:10 - 20:15生まれようとしている自己にただ気付くのは
人の道の始まりにすぎません -
20:15 - 20:21大抵の人は瞑想中に何度も
三昧を経験しては失い それから -
20:21 - 20:25人生の他の局面に
三昧を取り入れることができます -
20:25 - 20:32瞑想や自問の中で 自己の本質に
深い洞察を得てから -
20:32 - 20:40また古いパターンに逆戻りし
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20:40 - 20:54自分が本当は
誰なのか忘れることは珍しくありません -
20:54 - 21:01静けさ あるいは空を
人生の全ての面で気づくのは -
21:01 - 21:24すべてのものごとで踊っている
空そのものになることです -
21:24 - 21:28静けさは動きから離れたものではありません
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21:28 - 21:31動きの逆ではありません
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21:31 - 21:42三昧において静けさは動きと同一視され
形は空と同一なのです -
21:42 - 22:02これはマインドには空論です
マインドは二元性に踏み込むという事ですから -
22:02 - 22:10ルネ・デカルトは西洋哲学の父で
『我思う、ゆえに我あり』という言葉で -
22:10 - 22:11有名です
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22:11 - 22:18これほどはっきり文明の崩壊と
洞窟の壁に映った影を全面的に認める -
22:18 - 22:23言葉はありません
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22:23 - 22:32デカルトの誤りは
ほぼ全人類の誤りと似ていて -
22:32 - 22:37根本的な存在を 思考と同じだとすることです
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22:37 - 22:51著名な論文の初めに デカルトは
ほぼすべてを疑うことができると書きました -
22:51 - 23:03自分の感覚や思考さえも
疑ってかかることができると -
23:03 - 23:10同じくカーマ・スートラでブッダは言いました
真実を確保するためには -
23:10 - 23:17人はすべての伝統、聖典、教え
また思考や感覚の内容を -
23:17 - 23:20疑わなければならないと
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23:20 - 23:28両者とも懐疑的な態度で出発しましたが
違いは デカルトの探求が思考レベルで -
23:28 - 23:35ブッダはさらに深く進んで
マインドの最深レベルを -
23:35 - 23:40突き抜けていったことです
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23:40 - 23:47もしデカルトが思考するマインドを越えて
いったら 自分の本質に気づいたかもしれず -
23:47 - 23:53西洋の意識は今日
全く違っていたかも知れません -
23:53 - 24:01その代わり デカルトは
悪霊が私たちを幻影の中に閉じ込めている -
24:01 - 24:04という可能性を述べていました
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24:04 - 24:11デカルトは悪霊の正体を認識しなかったのです
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24:11 - 24:19マトリックスという映画にあったように
私たちはみな複雑な仕組みにつながれて -
24:19 - 24:22幻の世界をむさぼっているのかも知れません
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24:22 - 24:27映画では 人類は仮想現実の中で
生きていながら 別のレベルでは -
24:27 - 24:33単なるバッテリーで
生命の力をマシンに提供していました -
24:33 - 25:07マシンは人類のエネルギーを
自分たちの計画に利用していたのです -
25:07 - 25:11人はいつも 自分の不幸や世界情勢を
自分以外のせいに -
25:11 - 25:13したがります
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25:13 - 25:20それが他人かグループ、国、宗教にせよ
デカントの悪霊のような 支配欲に満ちた -
25:20 - 25:28啓蒙主義者にせよ マトリックスに登場する
意識を持つマシンにせよ -
25:28 - 25:35皮肉なことに デカントの提唱した悪霊こそ
彼自身を定義するもの -
25:35 - 25:36だったのです
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25:36 - 25:43三昧を悟ると 支配者がいて
マシンがいて 悪霊がいて -
25:43 - 25:48あなたの人生を日々
搾り取っているのがはっきりします -
25:48 - 26:01そのマシンとは あなたなのです
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26:01 - 26:08自己構造は無数の条件づけられた
下層プログラムというか小さなボスで成り立ち -
26:08 - 26:21あるボスは食物を渇望し
別のボスは金を 地位を パワーを -
26:21 - 26:26セックスを 親密な関係を渇望します
-
26:26 - 26:29別のボスは意識を
あるいは他人の注意を欲しがります -
26:29 - 26:35欲求には限りがなく
満足させることはできません -
26:35 - 26:41私たちは時間とエネルギーをたくさん費やして
自分の牢獄を飾りたて 圧力に屈して -
26:41 - 26:47マスクをつけ 小さなボスに食物を与えて
さらにパワフルにしているのです -
26:47 - 26:57麻薬中毒者のように 小さなボスを満足
させようとすればするほど欲求が募るのです -
26:57 - 27:05自由への道は 自己改善でも 自己の目的を
どうにかして満たすことでもなく -
27:05 - 27:13自己の目的をきれいさっぱり
手放すことなのです -
27:13 - 27:18中には 真の自分に目覚めるとは
個性や人生の楽しみを失うことではないかと -
27:18 - 27:20心配する人もいます
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27:20 - 27:29実際はその逆が真実なのです
魂のユニークな個性化は -
27:29 - 27:36条件づけられた自己を乗り越えて
初めて表現できるのです -
27:36 - 27:42鋳型の中で眠っているため
殆どの人は 魂が何を表現したいのか -
27:42 - 27:58発見できずにいます
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27:58 - 28:05三昧への道には瞑想がかかわり
それは条件づけられ 変化する自己を観察し -
28:05 - 28:14変わることのないあなたの本質を
悟ることでもあります -
28:14 - 28:22自己の内の動かぬポイント
つまり存在の源に到達したら -
28:22 - 28:28外界をどう変えるべきか主張せず
さらに待ちます -
28:28 - 28:38自己の意志でなく さらに高い意思が成るよう
身を任せるのです -
28:38 - 28:44もしマインドが外界を変えて 道がこうある
べきだというある考えを確認しようとするなら -
28:44 - 28:49鏡に映った影を操作して
鏡のイメージを変えようとする -
28:49 - 28:52ようなものです
-
28:52 - 28:58鏡のイメージに微笑ませるには 明らかに
鏡に映った影を操作できません -
28:58 - 29:06鏡の影の本物の源であるあなたに
気付かなければいけません -
29:06 - 29:11いったん本物の自己に気づくと
外界の何かを変える必要があると -
29:11 - 29:14いう意味ではありません
-
29:14 - 29:21変わるのは意識であり知性であり
内なるエネルギー つまり生命力なのです -
29:21 - 29:30生命力が条件づけられたパターンから解放され
魂の指示を受けられるようになるのです -
29:30 - 29:35魂の目的に気づけるのは
-
29:35 - 29:58条件づけられた自己とその果てしない追及を
見ながら その追及を手放せるときだけです -
29:58 - 30:04ギリシャ神話では 神々がシーシュポスに
無意味な作業を永遠に繰り返すよう -
30:04 - 30:07罰を与えたと伝えられています
-
30:07 - 30:12その作業とは岩を山頂へ押し上げるのですが
岩はまた麓へ転がり落ちるのでした -
30:12 - 30:25フランスの実存主義者であり
-
30:25 - 30:32ノーベル賞受賞作家 アルベール・カミュは
シーシュポスの境遇を -
30:32 - 30:35人類の比喩と見なしました
-
30:35 - 30:47カミュは問いました 「このばかげた存在に
どんな意味を見出せるのか?」 -
30:47 - 30:55人類は決して訪れぬ明日を築こうと
果てしなく労苦し -
30:55 - 31:09そして死んでゆきます
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31:09 - 31:16この真実を本当に悟れば
利己的なペルソナにつくなら気が狂うか -
31:16 - 31:33あるいは目覚めれば自由になるでしょう
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31:33 - 31:38外でもがいても決してうまく行きません
それは単に私たちの内なる世界を -
31:38 - 31:40反映しているだけですから
-
31:40 - 31:46利己的な自我が 無益な追及を通して
目覚めに完全に失敗すると -
31:46 - 32:15宇宙の冗談 状況のばかばかしさが
明らかになります -
32:15 - 32:24禅にはこういう格言があります
「悟りの前は 薪を割り を汲み -
32:24 - 32:35悟りの後は 薪を割り 水を汲む」
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32:35 - 32:41悟る前に 人は丘の上へボールを
転がしていかなければなりませんが -
32:41 - 32:45悟った後も ボールを丘の上へ
転がさねばなりません -
32:45 - 32:47何が変わったのでしょう?
-
32:47 - 32:52内側の抵抗が現状に変わるのです
-
32:52 - 32:59あがきを放棄する というより
あがいていた人が幻影だと -
32:59 - 33:01気づくのです
-
33:01 - 33:15個人または個人のマインドが 聖なる意思
またはさらに上のマインドと同調するのです -
33:15 - 33:28三昧とは究極的に内側の抵抗を放棄すること
移り変わる現象すべてに -
33:28 - 33:29例外なく
-
33:29 - 33:36回りの状況にかかわらず
内なる平安を悟れる人は -
33:36 - 33:39本当の三昧を持っています
-
33:39 - 33:45あなたが抵抗をやめるのは
ある事を容認するからではなく -
33:45 - 33:50自由を外側の条件に左右されないようにするためです
-
33:50 - 33:58ここで注意するべきなのは 現実をあるがまま
受け入れるとき それは世界で行動を -
33:58 - 34:04起こすのを止めるという意味ではありません
でないと瞑想をする事なかれ主義者になります -
34:04 - 34:10実はその逆が真なのです
動機に駆られて行動しなくてもよくなれば -
34:10 - 34:17道にそって
ある限りのエネルギーを用い -
34:17 - 34:30全力で行動できるようになります
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34:30 - 34:36世界を変えて平和をもたらすためには
-
34:36 - 34:40敵と見られるものと戦う必要があると
大勢が議論するでしょう -
34:40 - 34:49平和のために戦うのは 沈黙のために叫ぶ
ようなもので 望まないものをさらに生みます -
34:49 - 34:55最近は色々なことに戦いがあります
テロとの戦い 病気との戦い -
34:55 - 35:01飢えとの戦い
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35:01 - 35:13あらゆる戦いは 実は自己との戦いなのです
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35:13 - 35:17戦いは 集団の妄想の一部なのです
-
35:17 - 35:23私たちは平和が欲しいと言いますが
戦争に携わる指導者を選出し続け -
35:23 - 35:29人権を支持すると言いながら
労働搾取工場で作られた製品を -
35:29 - 35:32買い続けます
-
35:32 - 35:36クリーンな空気が欲しいと言いますが
汚染し続けます -
35:36 - 35:43科学にがん治療を望みながら
自分を病気に陥れるような -
35:43 - 35:46自滅的な習慣を変えようとしません
-
35:46 - 35:51より良い人生を奨励していると
自分を欺いているのです -
35:51 - 35:58苦しみや殺戮を容認している
隠れた自分を見たくないのです -
35:58 - 36:07がんや飢え、テロまたは 何であれ自分の考えや行動からできた敵との戦いに勝てるという
-
36:07 - 36:13思い込みは 実は
地球における暮らし方を変えなくてもいいと -
36:13 - 36:19自分自身を欺き続けるのです
-
36:19 - 36:24内側の世界がまず革命を起こす必要のあるところなのです
-
36:24 - 36:31内側で生命が好循環しているのを直接感じて
初めて 外の世界が道と -
36:31 - 36:34調和するようになるのです
-
36:34 - 36:42その時まで 私たちのすることは マインドに
よって既につくられた混乱を悪化させます -
36:42 - 36:49戦争と平和は果てない舞い踊りの中で一緒に
起こります 二者は一つの連続体なのです -
36:49 - 36:53半分はもう一方が無ければ存在できないのです
-
36:53 - 36:59光は闇がなければ存在できないように
上は下がなければ存在できないように -
36:59 - 37:07この世は闇のない光を
空を抜きにして満杯を -
37:07 - 37:20悲しみを抜きにして喜びを
欲しがっているように見えます -
37:20 - 37:38マインドが関わりあえば あうほど
この世は分裂していきます -
37:38 - 37:44利己的なマインドから来る解決策はどれも
問題が存在するという考えに駆られており -
37:44 - 37:53その解決策は 解決しようとしていた
問題よりもさらに大きな問題に発展します -
37:53 - 38:08あなたが抵抗するものは 引き続き存在します
-
38:08 - 38:15人類の創意工夫は新しい抗生物質を作りますが
大自然はさらに巧妙になり -
38:15 - 38:17バクテリアは一段と強くなります
-
38:17 - 38:24引き続く戦いで最善の努力を払うも
実際 がんはさらに広まるばかり -
38:24 - 38:33世界中で飢える人は確実に増えてゆき
-
38:33 - 38:36テロの攻撃は世界中で増加の一途です
-
38:36 - 38:45私たちのアプローチは
何が間違っているのでしょう? -
38:45 - 38:51ゲーテの詩『魔法使いの弟子』のように
私たちは偉大な力を手にしましたが -
38:51 - 38:56その力を使いこなす知恵を
持ち合わせていません -
38:56 - 39:03問題は 使っている道具を
私たちは理解していないのです -
39:03 - 39:18人のマインドと その適切な役割や目的を
理解していないのです -
39:18 - 39:24私たちが考え、感じ、人生を経験する
その限られ、条件づけられた処し方から -
39:24 - 39:35危機が生まれます
-
39:35 - 39:42合理主義が
数ある古代文化の英知を認め経験する能力を -
39:42 - 39:48私たちから奪ってしまったのです
-
39:48 - 39:55利己的な考えが 生命の深遠な神聖さ
生命の輝きを感じる能力 -
39:55 - 40:03全く異なるレベルの意識を実現する能力を
奪い去ってしまい -
40:03 - 40:11今では人類はその能力を
殆ど失ってしまいました -
40:11 - 40:18古代エジプトの伝承では 神々に原型があり
-
40:18 - 40:23その性質は 心身を清め
さらに高い意識を宿すにふさわしくした -
40:23 - 40:28人々によって象徴することができました
-
40:28 - 40:39もともとの神は智慧の聖なる本質であり
トートあるいはテフティとして知られ -
40:39 - 40:45よく鳥の頭をした書記
あるいはトキとして描かれ -
40:45 - 40:49全ての知識と智慧の根源を表しています
-
40:49 - 40:56トートは思考の宇宙における本質として
描かれることもありました -
40:56 - 41:04トートは原語、概念、筆記、数学
そして全ての美術やマインドの表すものを -
41:04 - 41:06人に授けたのです
-
41:06 - 41:15特別な訓練を受けた者だけが
トートの聖なる知識を受けることを許されました -
41:15 - 41:26トートの書は手でさわれる本ではなく
アカシックまたはこの世を越えた領域の -
41:26 - 41:27智慧なのです
-
41:27 - 41:33伝説によれば
ト-トの知識は一人一人の人間の -
41:33 - 41:42奥深い秘密の場所に隠され
金色の蛇により守られていました -
41:42 - 41:49蛇や竜が宝を守るという
よくある伝説あるいは原型は -
41:49 - 42:02多くの文化に広がり
クンダリーニ・シャクティ、気、聖霊 -
42:02 - 42:06内なるエネルギーなどの名で呼ばれています
-
42:06 - 42:13金色の蛇はエゴの概念であり
内なるエネルギーに束縛され -
42:13 - 42:19それを治め克服するまで 魂は
真実の智慧を得ることができません -
42:19 - 42:25トートの書は読んだ人に
苦しみだけをもたらしたと言われています -
42:25 - 42:32神々の秘密を発見し
星々の中に隠されたことをすべて -
42:32 - 42:35知るにも関わらず
-
42:35 - 42:42理解しないといけないのは この書が
読んだ人すべてに苦しみをもたらしたこと -
42:42 - 42:45いかなるエゴも
支配しようとして苦しんだのです -
42:45 - 42:54エジプトの伝承では 目覚めた意識は
オシリスに象徴されています -
42:54 - 43:00目覚めた意識なくしては
限られた自己の得た理解や知識は危険で -
43:00 - 43:08さらに高い智慧とは切り離されています
-
43:08 - 43:16ホルスの目は開かれねばなりませんでした
-
43:16 - 43:21ここで見つける深遠な意味は
聞き慣れたエデンの園における「堕落」と -
43:21 - 43:24似ています
-
43:24 - 43:30トートの書は アダムとイブが
食べるように誘惑された実である -
43:30 - 43:42善悪の知識の書と並行しています
-
43:42 - 43:49人類はもちろん 既に禁断の実を食べ
トートの書を既に開き -
43:49 - 43:55エデンの園から追放されました
-
43:55 - 44:02蛇は 小宇宙から大宇宙まで広がる
原初からの悪循環を -
44:02 - 44:07象徴しています
-
44:07 - 44:12今日 蛇はあなたとして生きています
-
44:12 - 44:19それは利己的なマインドが
目に見える世界に表現されているのです -
44:19 - 44:23私たちはかつてなかったほどの
知識にアクセスできます -
44:23 - 44:30神の粒子と呼ばれるものさえ発見するほど
物質の世界に深入りしていますが -
44:30 - 44:37これほど限られ 自分が誰なのか
どのように生きるべきか無知だったことはなく -
44:37 - 45:28苦しみをつくりだすメカニズムを
理解していません -
45:28 - 45:32私たちの思考が
現在の世界を創り出したのです -
45:32 - 45:38何かに良い悪いとレッテルを張る時
あるいはマインドの中でえこひいきをする時 -
45:38 - 45:44いつも私たちは利己的な構造
つまり私欲の中に入っていくのです -
45:44 - 45:51解決策は 平和のための戦いでも
自然の克服でもなく -
45:51 - 46:00心理を認めることーエゴの構造そのものが
二元性を作り 自己と他人の間に亀裂を生み -
46:00 - 46:11自分のものと他人のもの、人と自然
内側と外側を分けてしまうのです -
46:11 - 46:20エゴは暴力です―自己の存在のために
バリヤや他人との境界を要求します -
46:20 - 46:24エゴが無ければ
何に対しても戦争はありません -
46:24 - 46:31野心もなく
利益を出そうとする過剰な性質もありません -
46:31 - 46:39世界にあるこういう外面的な危機は
内側の深刻な危機を反映していますー -
46:39 - 46:41私たちは自分が誰か知らないのです
-
46:41 - 46:48利己的な自分で完全に識別され
怖れにとりつかれ -
46:48 - 46:51自己の本質から
切り離されているのです -
46:51 - 47:01人種、宗教、国籍、支持政党
どんなグループに属そうと -
47:01 - 47:05全て利己的なアイデンティティーを
増強します -
47:05 - 47:10地球上に今日 存在する ほぼどのグループも
自分達の視点が正しいと主張したがります -
47:10 - 47:15それは個人のレベルでも同じです
-
47:15 - 47:21自分が正しいと主張することで
エゴつまり自己構造が -
47:21 - 47:30他人と切り離して自己を規定するように
グループもその存在を継続させていきます -
47:30 - 47:36今や かつてなかったほど 異なる現実と
両極化した考え方が -
47:36 - 47:37地上に両立しています
-
47:37 - 47:43異なる人が 全く同じ外部現象に
-
47:43 - 47:49全く違った考えや感情的な反応を
経験することはあり得ます -
47:49 - 47:57同じように 輪廻と涅槃、天国と地獄は
2つの異なる次元が -
47:57 - 48:00まったく同じ世界に存在しているのです
-
48:00 - 48:12ある人にこの世の終わりと映る出来事が
他の人には祝福に見えることがあります -
48:12 - 48:17明らかなのは 外部の状況が
あなたの内なる世界に -
48:17 - 48:22特に影響を与える必要はないということです
-
48:22 - 48:31三昧を悟るとは 自分で動く歯車になること
自立すること -
48:31 - 48:36自分自身の宇宙となることです
-
48:36 - 48:45あなたの人生体験は
移り変わる現象に左右されません -
48:45 - 48:51メタトロン・キューブに例えることができます
-
48:51 - 48:57メタトロンはさまざまな古代キリスト教
回教、ユダヤ人の文書に登場し -
48:57 - 49:05その原型はエジプト人の神トートやギリシャの
ヘルメス・トリスメギストスと関連します -
49:05 - 49:10メタトロンは究極的には
テトラグラマトンにつながります -
49:10 - 49:17テトラグラマトンは根本的な幾何学模様で
-
49:17 - 49:26物理的な現実の基本原理の表れあるいは定型
とも言え 神の言葉あるいはロゴスと呼びます -
49:26 - 49:32ここではその形が平面的に見られますが
ある見方をすると -
49:32 - 49:36立方体が見えます
-
49:36 - 49:42キューブを見ると 形そのものは
変わりませんが あなたのマインドは -
49:42 - 49:46視覚に
新しい次元を付け足しました -
49:46 - 49:52次元 つまり人の視点は
単に新しい角度から世界を認識することに -
49:52 - 49:56慣れるだけの問題です
-
49:56 - 50:04三昧を悟ると 私たちは視点から解放されます
というより新しい視点を自由に創れます -
50:04 - 50:13特定の観点につながれたり
自己の利益がからんだりしませんから -
50:13 - 50:23人類の歴史上 英知の人々は よく
限られた自己構造を越えた思考レベルを -
50:23 - 50:25指し示しました
-
50:25 - 50:32アインシュタインは言いました
-
50:32 - 50:38「人間の真の価値は主に
自己からの解放の度合いによって決まる」 -
50:38 - 50:46ですから思考や自己の存在が悪いのではなく
マインドが心に仕えている時は -
50:46 - 50:54マインドは素晴らしい道具になります
-
50:54 - 51:06ヴェーダーンタ学派によれば マインドは良い僕になるが 愚かな主人になると言います
-
51:06 - 51:14エゴはとめどなく言葉やレッテルによって
現実をフィルターにかけ 常に裁き -
51:14 - 51:18一方を他方よりひいきします
-
51:18 - 51:24マインドや感覚があなたの主人なら
果てしない苦しみ、渇望、回避を生み -
51:24 - 51:32思考の鋳型に私たちをつなぎます
-
51:32 - 51:40三昧を悟りたいなら
自分の考えを良いとか悪いとか裁かず -
51:40 - 51:46考える前に 感じる前に
あなたが誰なのかを発見しましょう -
51:46 - 51:57レッテルをを全て放棄したら
物事があるがままに見えてきます -
51:57 - 52:05子供が鳥とは何か教えられたとたん
言われたことを信じるなら -
52:05 - 52:08子供は鳥を二度と見ません
-
52:08 - 52:52自分の考えを見るだけです
-
52:52 - 52:58殆どの人は自分を自由だ
意識があり 目覚めていると思っています -
52:58 - 53:05既に目覚めていると信じるなら
なぜ 既に持っているものを得るために -
53:05 - 53:09難しい修行をするのでしょう?
-
53:09 - 53:16目覚めが可能になる前に
自分は眠っていると認め -
53:16 - 53:20鋳型にはまって生いきていると
認める必要があります -
53:20 - 53:26自分に偽らず
正直に自分の人生を検討しましょう -
53:26 - 53:32機械的な人生の反復パターンを
もし止めたいなら 止められますか? -
53:32 - 53:40快楽の追及や苦痛の回避を止められますか?
ある種の食物や行動やひまつぶしに -
53:40 - 53:42病みつきになっていますか?
-
53:42 - 53:49常に自分や他人を裁き 責め
批判していますか? -
53:49 - 53:56あなたのマインドは飽くことなく刺激を
求めますか? それともただ沈黙の中で -
53:56 - 53:59完全に満足していますか?
-
53:59 - 54:02他人があなたをどう思うかに反応しますか?
-
54:02 - 54:06人に認められよう
よく評価されようとしますか? -
54:06 - 54:12自分の人生を妨害するような状況を
つくりますか? -
54:12 - 54:18殆どの人は今日の人生を 明日も
1年後も10年後も -
54:18 - 54:23同じように経験します
-
54:23 - 54:29ロボットのような性質を観察し始めると
さらに目が覚めます -
54:29 - 54:35問題の深層を悟り始めます
-
54:35 - 54:42あなたは完全に眠っており
夢の中をさまよっています -
54:42 - 54:48プラトンの洞窟にいた住人のように
この真実を聞くほとんどの人は -
54:48 - 54:56生活を変えることができず 変える気も
ありません 慣れたパターンがいいからです -
54:56 - 55:02自分のパターンを正当化するのに躍起になり
真実に直面するより -
55:02 - 55:06頭を砂の中に埋めて隠します
-
55:06 - 55:12救い主を欲しがりますが
自分で十字架にかかる気はありません -
55:12 - 55:20自由になるために
どんな代価を払う意思があるでしょう? -
55:20 - 55:26内なる世界を変えれば 外側の生活を変える
心づもりが必要だと気づいてください -
55:26 - 55:32あなたの古い構造と古いアイデンティティーは
死んで土にならないと -
55:32 - 55:40新しい成長はありません
-
55:40 - 55:45目覚めの第一歩は
私たちが人間のマインドの鋳型により -
55:45 - 55:50あの仮面により識別されていると
悟ることです -
55:50 - 55:55私たちの内なる何かが この真実を聞き
眠りから起きないといけません -
55:55 - 56:18あなたの一部には 永遠の何かがあり
真実をいつも知っていました -
56:18 - 56:32マインドの鋳型は私たちの注意をそらし
娯楽に興じさせ 果てしなく行動し消費し -
56:32 - 56:39
-
56:39 - 56:48
-
56:48 - 56:58
-
56:58 - 57:06
-
57:06 - 57:16
-
57:16 - 57:27
-
57:27 - 57:40
-
57:40 - 58:03
-
58:03 - 58:26
-
58:26 - 58:45
-
58:45 - 58:53
- Title:
- サマーディ(三昧)Part 1 -「マーヤー、幻影の自己」
- Description:
-
- Video Language:
- English
- Team:
Awaken the World
- Project:
- 01 -Samadhi Film Series
- Duration:
- 59:14
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