Introduction to slope
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0:01 - 0:02直線をグラフ上に示そうとすると
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0:02 - 0:04それぞれの直線には違いがあることに
気づくでしょう -
0:04 - 0:08例えばこの
ピンクまたはマジェンタ色の直線は -
0:08 - 0:10青色の直線よりも傾斜が急です
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0:11 - 0:14これから一緒に見ていきたいのは
傾斜の程度です -
0:14 - 0:17その直線がどれくらい急なのか
どれくらい早く傾斜が増える又は減るのか -
0:17 - 0:19と傾斜について考えることは
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0:19 - 0:22数学の世界において
とても役立つものです -
0:22 - 0:25できれば それぞれの直線に
いやこの2つだけでなく -
0:25 - 0:27他のどんな直線にも
どれくらい急なのか -
0:27 - 0:30どれくらい早く傾斜が増える
又は減るのかを -
0:30 - 0:33数値で示すことができれば良いなと思います
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0:34 - 0:36それを合理的にやるには
どうすれば良いでしょうか -
0:36 - 0:37直線の傾斜を合理的に数値で示すには
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0:37 - 0:40どうしたら良いでしょうか
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0:41 - 0:43一つの方法はですね
ある直線が -
0:43 - 0:45水平方向にある一定の単位増えるごとに
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0:48 - 0:49垂直方向には
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0:49 - 0:52どれぐらい増えるかと
考えることです -
0:52 - 0:53ではこれを書き出してみましょう
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0:54 - 0:57例えばこのように
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0:57 - 0:59分子に垂直方向の増加量を
分母に水平方向の増加量を -
1:00 - 1:02書き入れると
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1:02 - 1:05一定の水平方向の増加量に対する
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1:05 - 1:08垂直方向の増加量を示すことができます
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1:09 - 1:10ある一定の水平方向の増加に対し
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1:11 - 1:13垂直方向にどれだけ増加するか
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1:14 - 1:17この式を使って得る数値とは
どんなものか見ていきましょう -
1:18 - 1:21マジェンタ色の直線を見てみましょう
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1:21 - 1:23どこでもいいので適当に直線上の点を選んで
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1:23 - 1:24そこからスタートします
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1:24 - 1:25どこでもいいとは言っても
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1:25 - 1:26目盛りを読むのが簡単な点を選びましょう
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1:26 - 1:29目盛りを読むのが簡単な点を選びましょう
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1:29 - 1:31例えばここから始めるとして
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1:32 - 1:34そして水平方向に
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1:35 - 1:361 単位増えると--
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1:37 - 1:38右方向に 1 進み
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1:39 - 1:40直線に戻るためには
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1:40 - 1:42垂直方向にどれだけ増やさないと
いけないでしょうか? -
1:43 - 1:46垂直方向には 2 増やさないといけません
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1:47 - 1:482 増やさないといけません
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1:48 - 1:49このマジェンタ色の直線に関しては
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1:49 - 1:52水平方向に 1 増えるたびに
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1:52 - 1:55垂直方向の増加量は
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1:55 - 1:562 のようです
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1:58 - 2:01別の点からスタートしても
同じことが言えるでしょうか -
2:02 - 2:03例えばここからスタートして
今度は水平方向に 1 増やすのではなく -
2:03 - 2:06今度は水平方向に
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2:06 - 2:08そうだな
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2:08 - 2:09水平方向に 3 増やしてみましょう
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2:09 - 2:12水平方向の増加量は + 3 です
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2:12 - 2:13水平方向の増加量は + 3 です
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2:13 - 2:14そして直線に戻るためには
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2:14 - 2:16垂直方向にどれだけ
増やさないといけないでしょうか -
2:16 - 2:20垂直方向には
1 2 3 4 5 6 -
2:21 - 2:226 増やさないといけません
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2:23 - 2:24垂直方向の増加量は + 6 です
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2:25 - 2:27水平方向に 3 増えるのに対し
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2:28 - 2:30水平方向に 3 増えるのに対し
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2:31 - 2:33垂直方向には 6 増えます
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2:33 - 2:35水平方向の一定の増加に対する
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2:35 - 2:36垂直方向の増加はどれだけかを測ってみよう
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2:36 - 2:37というのが
この式によって得られる数値です -
2:38 - 2:391 分の 2 は
単に 2 と同じです -
2:39 - 2:42そして 3 分の 6 も同じです
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2:42 - 2:44この直線上のどの点からスタートしたとしても
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2:45 - 2:47この直線上のどの点からスタートしたとしても
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2:48 - 2:51水平方向にある一定の量増やしたら
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2:51 - 2:53水平方向にある一定の量増やしたら
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2:53 - 2:55垂直方向には
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2:55 - 2:56その 2 倍増える
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2:57 - 2:59垂直方向には
その 2 倍増える -
2:59 - 3:01垂直方向には
その 2 倍増える -
3:02 - 3:04このように
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3:04 - 3:06垂直方向の増加量を
水平方向の増加量で割ることによって -
3:06 - 3:09数学者は直線の傾斜を表しました
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3:09 - 3:10そしてこれが
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3:11 - 3:13傾き(勾配)
と呼ばれるものです -
3:13 - 3:15ですから これは
直線の傾き(勾配)と呼ばれます -
3:16 - 3:18おそらくみなさんは
スキー場で -
3:18 - 3:22勾配という言葉を聞いたことがあるでしょう
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3:22 - 3:24それはスキー場は場所ごとに
一定の勾配になっているからです -
3:24 - 3:26急な勾配のところもあれば
緩やかな勾配のところもあります -
3:27 - 3:29ですから傾き(勾配)とは
傾斜がどれだけ急かを示すものです -
3:30 - 3:33そして数学の慣習では
その傾斜の具合は -
3:33 - 3:35水平方向の一定の増加量に対する
垂直方向の増加量を測ることによって示します -
3:36 - 3:391 分の 2 は 3 分の 6 に等く
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3:39 - 3:41それは 2 です
この 2 というのが -
3:41 - 3:42マジェンタ色の直線の
傾き(勾配)です -
3:45 - 3:46では書いておきましょう
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3:47 - 3:50この直線の傾き(勾配)は
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3:51 - 3:532 です
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3:53 - 3:55見方を変えると
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3:55 - 3:57水平方向の増加量がどれだけであっても
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3:57 - 3:58垂直方向の増加量は
その 2 倍 -
3:58 - 4:01と言うことができます
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4:02 - 4:03では この青色の直線についてはどうでしょうか
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4:03 - 4:05青色の直線の傾き(勾配)は何でしょう?
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4:05 - 4:08今度はみなさんに
他の表示を紹介しましょう -
4:08 - 4:10数学で傾き(勾配)を表すときに
よく見かける表示です -
4:10 - 4:12これは数学者が傾き(勾配)を示すのに
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4:12 - 4:14慣習的に使った表示の仕方ですが
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4:14 - 4:15知っておく価値があります
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4:15 - 4:17水平方向の変化量に対する
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4:17 - 4:19垂直方向の変化量はどれだけか?
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4:20 - 4:23ここでみなさんに新しい記号を紹介します
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4:23 - 4:26垂直方向の変化量は
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4:27 - 4:28この座標においては
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4:28 - 4:30y 軸で示されますので
Δy と書きます -
4:31 - 4:33割ることの
水平方向の変化量 -
4:34 - 4:35水平方向の座標は
この座標平面では x で表されているので -
4:36 - 4:40Δx と書きます
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4:40 - 4:42ちょっと待ってよ!
変化量と言いながら 何で三角の記号を書くの? -
4:42 - 4:43と思った人もいるでしょう
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4:43 - 4:46この記号はギリシャ文字の「デルタ」です
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4:46 - 4:48このギリシャ文字の「デルタ」は
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4:48 - 4:52数学では変化量を表すのに使われます
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4:53 - 4:55これは「デルタ」です
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4:57 - 4:59これを文字で書くと
y の変化量 -
5:00 - 5:02y の変化量
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5:02 - 5:04割ることの
x の変化量 -
5:05 - 5:07ということです
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5:07 - 5:09ですから青色の直線の傾き(勾配)を求めるには
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5:09 - 5:12x の一定の変化量に対する
y の変化量はどれだけか -
5:12 - 5:13を求めれば良いということです
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5:14 - 5:16それで青色の直線の傾き(勾配)は--
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5:17 - 5:20いや やっぱりこうしよう
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5:24 - 5:26直線上のある点から始めましょう
例えばここから始めて -
5:26 - 5:28例えば の変化量が 2 だとしましょう
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5:28 - 5:32Δx (デルタ x)が + 2 です
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5:32 - 5:33では Δy (デルタ y)は何でしょうか?
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5:33 - 5:35y の変化量はどれだけですか?
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5:35 - 5:37ここから右に 2 進んで
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5:37 - 5:38また直線に戻るためには
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5:38 - 5:40y 方向に 2 増やさないといけませんから
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5:40 - 5:44y の変化量もまた
+2 ということになります -
5:45 - 5:46ですからこの青色の線の傾き(勾配)は
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5:47 - 5:48ですからこの青色の線の傾き(勾配)は
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5:49 - 5:52つまり y の変化量
割る x の変化量です -
5:53 - 5:55今さっき見たとおり
x の変化量が +2 の時 -
5:56 - 5:58y の変化量も +2 ですから
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5:59 - 6:01この直線の傾きは
2 割る 2 で -
6:01 - 6:021 ということになります
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6:02 - 6:04それはつまり
x 方向の増加量がどれだけであれ -
6:04 - 6:07y も同じ量だけ増加する
ということです -
6:07 - 6:10それは見ての通りです
x を 1 増やすと -
6:10 - 6:11y も 1 増えています
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6:11 - 6:12x が 1 増えるごとに
y も 1 増えます -
6:12 - 6:15直線上のどの点から始めても
このことが言えます -
6:15 - 6:17x を 3 増やすと
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6:18 - 6:20y も 3 増えます
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6:21 - 6:22そして逆の方向にも同じことが言えます
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6:22 - 6:24x が 1 減ると
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6:24 - 6:26y も 1 減ります
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6:27 - 6:29x が 2 減ると
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6:29 - 6:31y も 2 減ります
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6:31 - 6:35この式に当てはめてみても合点がいきます
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6:35 - 6:38x の変化量が -2 だったら--
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6:38 - 6:40さっきここでやったことですが--
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6:40 - 6:42x の変化量が -2 だったら
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6:42 - 6:432 つ下がって
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6:43 - 6:45y の変化量も同じく -2 です
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6:46 - 6:48y の変化量も同じく -2 です
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6:48 - 6:50そして -2 割る -2 は
1 です -
6:50 - 6:53そして繰り返しますが
これが傾き(勾配)です
- Title:
- Introduction to slope
- Description:
-
- Video Language:
- English
- Team:
Khan Academy
- Duration:
- 06:56
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